環境影響評価準備書公表を見据え、村内で地質見学会が行われました。

リニア新幹線計画の準備書が間もなく公表されるのを前に、改めて工事現場の一つになりうる小河内谷の見学会が行われました。講師は理学博士の松島信幸さん。
午前中は小河内川の取水ダム付近を散策。このあたりは川底がとても美しく、断層(現在休止)が何本も通っているのがよくわかりました。
泥岩×石灰の比較的もろい岩石や硬い岩盤層をつくるチャートがみられました。
午後は釜沢地域の水源地を見学。小河内谷を「あかり」で通るとすると、釜沢地域のましたをトンネルが通るのではなかろうかという事で、現在の水量などを確認しながら散策。かつては集落のかなり上まで水田があったことが伺えます。石垣が何段にもなり見事な棚田だったのでしょう。
この日は日本自然保護協会の方も一緒に見学していただきましたが、水がどのくらい出ているのかを今からデータにとっておいた方がいいとのアドバイスをいただきました。トンネル工事で水に影響が出なかった事はないということですから、しっかりと今から調べておくべきですね。もっとも工事を行った会社は水源影響に関してはトンネル掘削との関係性を認めたこともないのも事実です。責任は工事を請け負った会社もとらないでしょうし、結局、認可した国もとらないでしょう。
地域の資源(環境、文化)を守っていくのは、そこに住んでいる住人にほかなりません。自覚をもってこの計画を見つめたいものです。
それにしても、工事が小河内川に入るとなると、あの美しい石たちはどうなってしますのでしょうか・・・