三伏山からリニアルートを眺める

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今日は曇りですが、空気は澄んでいます。
三伏峠から10分ほどの三伏山まで散策します。三伏山は塩見への通過点ですが、見晴らしがとても良い山です。千丈、甲斐がくっきり。白峰三山、中央、遠くの山並みも美しい。「岳ヨガ」をみんなで行いました。下山前に体もすっきり。
「そうそう、リニアはあのあたりの真下を通ってオオシカ谷にでるんだって。」
「やだね。」
小河内岳の長野県側は、今年さんざん足を踏み入れた小河内沢。鹿の食害の影響を受けていない豊かな植生が広がっていたのを思い出す。工事現場からは少し離れているけど、遠いとは言えない。大鹿村は全域がユネスコエコパークの国内推薦地域で、小河内沢流域は緩衝地域になるのだけど、いいのかな?野性のままの大地はそのまま伝えていきたいとおもっている。
人間がどうこうしてはいけない領域だと、稜線に出て全体を見渡すと改めて感じます。一体で全体なのです。
リニア計画は一体全体、どうなっているんだ?!