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月別アーカイブ: 2013年12月
右馬允から年末のごあいさつと、昼の部営業再開のお知らせ
お礼参り
村の最遠の地域、釜沢(かまっさわ)へお礼参り。
この南アルプスの入り口の集落には、赤石御嶽様、三唱坊様という山神様が祭られています。今年1年、安全に赤石山脈縦走や植生調査をさせていただきありがとうございました。冬の釜沢もまた美し。来年もよろしくお願いいたします。
冬の畑にて2
村一件の養蚕農家 紙谷正さん(87)宅訪問。
桑畑で根っこの千艇中の模様。蔵の柱をみると「おやす」がすでに飾られています。もちろん紙谷さん作。各御家庭によってデザインは異なるのですが、紙谷さんの家の「おやす」はピースマークのようです。世界の平和を念じましょう。
冬の畑にて
御近所の浜中千鶴さんは冬の畑にて、雪の下のチジミホウレンソウの収獲。
今年は芽吹きがわるく量がありません。冬の貴重な青物です。
ヤドリギ クリスマス
葉を落とした広葉樹の梢のあちこちに、緑の丸い鳥の巣のような球状のものが見えます。あれがヤドリギ。
冬季の落葉時にひどくよく目立つので、冬季のちょっと変わった景色。ヤドリギ。
ヨーロッパやアメリカでは、クリスマスの日に恋人達がヤドリギの下でキスをするという習慣があります。そのカップルは永遠に結ばれるとか、結ばれないとか・・・
果実は透明な黄色。よくこの季節食べるのですが、調べてみたら毒らしいです。弱い方は湿疹がでるそうです。私の場合は「毒をもって毒を制す」のようです。
なじみのない方は果実の摂取はお気を付け下さい。
空から
日差しが待ち遠しい頃
雪の朝
今年もやって参りました「雪の朝」
およそ20センチほど積もりました。この時期には珍しく、とても水気を含んだ重たい雪です。雪かきは、シーズン頭としてはハードなものになりました。
だけど景色は清々しい。
いろいろなカタチ
冬場は、春~秋にため込んだ山での拾いものを整理しています。
主に球果が多いですが、動物のウンチなども興味があるところです。中身を洗って何を食べているかを観察します。
ヒメコマツ、ツガ、トウヒ、イラモミ、ヤツガタケトウヒ、サワラ、ヒノキ、ミズナラ、カシワ、コナラ、メグスリノキ、虫が寄生してしまったものなど。
自然界の形は安定感があり、斬新でいい刺激になります。