月別アーカイブ: 2013年12月

右馬允から年末のごあいさつと、昼の部営業再開のお知らせ

20131227_photo01赤石山脈が曇り空に溶け込み、今日も雪の花がこぼれおちそうな空です。

1月より右馬允昼の部の営業を再開いたします。

■手打ちうどんと手打ちそば(冬期限定)
 営業時間:午前11時~午後2時
 定休日:火曜日
 ※冬場のため、事前に御連絡いただくと、暖かいお部屋をご用意できます。

■昼のコース料理(3000円~)
 随時ご予約承ります。

本年も、右馬允をご利用いただきありがとうございました。
赤石山脈に来る年の世界の平和を祈念しております。どちら様も、よいお年をお迎えくださいませ。

お礼参り

村の最遠の地域、釜沢(かまっさわ)へお礼参り。
この南アルプスの入り口の集落には、赤石御嶽様、三唱坊様という山神様が祭られています。今年1年、安全に赤石山脈縦走や植生調査をさせていただきありがとうございました。冬の釜沢もまた美し。来年もよろしくお願いいたします。

冬の畑にて2

村一件の養蚕農家 紙谷正さん(87)宅訪問。
桑畑で根っこの千艇中の模様。蔵の柱をみると「おやす」がすでに飾られています。もちろん紙谷さん作。各御家庭によってデザインは異なるのですが、紙谷さんの家の「おやす」はピースマークのようです。世界の平和を念じましょう。

冬の畑にて

御近所の浜中千鶴さんは冬の畑にて、雪の下のチジミホウレンソウの収獲。
今年は芽吹きがわるく量がありません。冬の貴重な青物です。

ヤドリギ クリスマス

葉を落とした広葉樹の梢のあちこちに、緑の丸い鳥の巣のような球状のものが見えます。あれがヤドリギ。
冬季の落葉時にひどくよく目立つので、冬季のちょっと変わった景色。ヤドリギ。
ヨーロッパやアメリカでは、クリスマスの日に恋人達がヤドリギの下でキスをするという習慣があります。そのカップルは永遠に結ばれるとか、結ばれないとか・・・
果実は透明な黄色。よくこの季節食べるのですが、調べてみたら毒らしいです。弱い方は湿疹がでるそうです。私の場合は「毒をもって毒を制す」のようです。
なじみのない方は果実の摂取はお気を付け下さい。

空から

20131222_photo01大鹿村へは、公共交通機関や自家用車でおいでいただ行くことが多いです。
街から街へ、街から山へ。そのプロセスでだんだんと山深くに来た印象を受けるでしょう。
空を経由して大鹿村へ来ると、どんな世界観が広がるのでしょうか・・・

雪の朝

今年もやって参りました「雪の朝」
およそ20センチほど積もりました。この時期には珍しく、とても水気を含んだ重たい雪です。雪かきは、シーズン頭としてはハードなものになりました。
だけど景色は清々しい。

いろいろなカタチ

冬場は、春~秋にため込んだ山での拾いものを整理しています。
主に球果が多いですが、動物のウンチなども興味があるところです。中身を洗って何を食べているかを観察します。
ヒメコマツ、ツガ、トウヒ、イラモミ、ヤツガタケトウヒ、サワラ、ヒノキ、ミズナラ、カシワ、コナラ、メグスリノキ、虫が寄生してしまったものなど。
自然界の形は安定感があり、斬新でいい刺激になります。