今期は良質の猪肉が入荷します。
今日は、旬の大根と大鹿村の地豆「中尾早生」（なかおわせ）とあわせて炊き合わせました。うまみのある猪肉の脂身は大豆、大根にしっかりと吸収されています。
ちなみに中尾早生は、『みどりの指☆大作戦』より入荷。

「右馬允だより」新刊の閲覧はこちらからどうそ。

冬の味覚の特徴は、香りや旨みが濃い印象です。
冬の逸品は、沢ガニ、そばがき（地元の辛味大根を添えて）大鹿産蓮餅の餡かけ。

右馬允の前菜は季節感たっぷりでご提供させていただいています。
今日は、
赤カブのスープ／自家製　鹿の生ハム／小渋ダムの公魚のつくだ煮／くわい／イカのこうじ漬け／柚子のおいなりさん　南アルプス仕立て／クリタケのみぞれ和え／柚べしのチーズサンド／カジカのから揚げ

小気味いい寒さが続きます。軒下に仕込んだ凍み大根はばっちり凍っています。
とけたり、凍ったり、とけたり、凍ったりを繰り返し、2月下旬にはおいしくいただけるようになります。
今日の最低気温はマイナス8℃。凛とした空気ですが、日中の陽ざしからは春の兆しを感じずにはいられません。そんな陽ざしの下で、もくもくと凍み大根づくり。今日の相棒は、猫のコティナ。

気がつけば大寒が過ぎていました。
寒冷地の保存食凍み大根は大寒前後に仕込まれます。慌てて、大根をワンケース仕込みました。
明日もワンケース、そして明後日もワンケースと、「凍み大根ウイーク」になりそうです。

冬の間、右馬允の庭は全面的にニワトリたちにあけわたしています。
ボスが変わろうとしています。白黒と赤の戦いが夕方遅くまで繰り広げられています。（よく頑張るね）
白黒のほうが強いのは明らかです。
今年の冬はニワトリにいろいろと教わっています。風になれる走り方を体得できたのもニワトリのお陰です。

ここ数日、屋根の上が騒がしいと思っていました。
山の人たちは食料を探すのに忙しいようです。薪の横に積んでおいた豆がらを入念に探索しています。