日別アーカイブ: 2014年8月31日

鳥倉の登山道の植生調査を行いました

大鹿の100年先を育む会」では、植生専門家ナビゲートのもと、定期的な植生調査を行っています。
今日は南アルプスへの入り口「鳥倉の登山道」を調査しました。
鳥倉林道の駐車場には登山客の車がいっぱい。
ちょうど登山バスの出発時刻とかさなったので参考までに利用してみる。駐車場から登山口まで徒歩30分の工程を短縮。

今日は登山道6合目付近にかけての調査。初秋に花を咲かせるラン科を中心に希少なシダの探索がめあて。

季節のキノコなども昼食ように収穫しつつ、ゆっくりと歩く。
山道はマルバダケブキ、コウシンヤマハッカ、サラシナショウマが花盛り。
タケシマランやトチバニンジン、ゴゼンタチバナ、ハリブキの赤い実が鮮やかだ。山道から外れた石灰岩地には、ギンロバイ、ミヤマウイキョウ、ヤマハハコ、ビランジ、シモツケ、コウシンヒゴタイなど。
石灰岩を好む植物たちも健在、イワウサギシダ、イナデンダ、トガクシデンダ、ヤツガタケシノブなどが見られる。

お日様の光は控え目で天気はいいとは言えないが、しっとりとしたガスに包まれた樹林帯は雰囲気があって好きだ。クモの巣や地衣類の造形に目が惹かれれる。晴れてれば見過ごしてしまう美しさが浮かび上がる。

今日のお昼は、山で採れたキノコと里で収穫してきた野菜をつかってサンドイッチスープパーティー。マスタケはベーコンと炒め、チーズ、きゅうり、アボガドとお好みで挟んでマスタケサンドの完成。マスタケノコリコリとした歯ごたえが楽しめる。
里の野菜と山道で収穫してきたハナイクチはトマトスープで煮込む。
豆類も入った具だくさんスープで身体を温めた。

結局、今回のおめあてのものは見つからず、今後の山行きのときの課題にしたい。