月別アーカイブ: 2015年4月

赤石山地バリエーションルート開拓のための演習

赤石山地の懐に暮らしているからには、岩場ものぼって、てっぺんまでいってみたい。
特に大鹿村の石灰岩地を下から見上げていると登りたい衝動にここ数年、駆られている。閃きに対して具体的に動こう!

ということで、今日は上伊那郡宮田村のS岩まで演習に行きました。

ロープワークの復習から、カラビナの使い方の確認。冬山以来だからハーネスの装着に思わず時間を取られびっくり。

懸垂下降など一通りのテクニックを演習。
最後は、ロープの束ね方を教えてもらう。
何回もやらないと定着しないなーとおもった。
ゆっくり身に付けていこう。

天気も良く、大鹿ではあまり見かけない
ウワズミザクラがいい香りを漂わせ、屏風のような
木曽山地がすがすがしい。足元ではカマキリの赤ちゃんが生まれていた。

岩登りは面白い。

夢のフリークライマー・・・

オオシカ谷は李花の祭り

村の大きな春祭り「李花の祭り」
村民総出のお祭りです。
李花の舞を奉納させていただきました。

平成元年に母が降り付け、数年舞っていた舞を踊らせていただきました。

「よかったけーど、お母さんの境地に到達するまでまだかかりそうだな。
楽しみにしとるで」

村民の一人が感想を下さいました。
さすが、芸能の村です。

ここ数年かけて、広がる世界、感じる空間、深まる感覚もまたありそうです。

久々に、見えないものを表現していくことをここ数週間してみましたが、
やはり、面白いものです。生まれた地でいい機会をまたいただけました。

ありがたいことです。

合掌

「李花の祭り」は毎年4月29日に行われます。

オオシカ谷はシナノコザクラの花盛り

今日はTの渓谷を遡りました。
ここ数日の雨で、いつもは気軽に沢登ができる谷ですが、今日は水量深々と流れも強く、少しドキドキしながらジャバジャバ進みました。やっぱり水はまだ冷たい。
オオシカの渓谷の春はシナノコザクラの花盛り。

そういえば、この季節にここの谷に入るのは初めてです。
右岸のがらがらした斜面にはヒメニラ、白い小さな花がとても愛おしい。
ネコノメソウも3種類くらい確認。種のめぼしはつけてみたものの、同定が難しいと聞くので、一応標本に採取。
空を見上げれば、ハートのかたちの桂の芽吹きがうす曇りのそらにロマンチックにかわいらしくちりばめられている。

いつものように崩壊地をまいていくと、りっぱな熊のウンチ。
どうやらカモシカの死骸に通って来ているらしい。
新しいうんちから古いウンチまで確認できた。しっかりたべてるウンチだ。

いつもだったらもう少し溯るのだけど、水が多いので、今日はいつも行かない尾根まで駆け上がって引き返すことにした。石灰岩の渓谷上部は「けもの道の国道」のようでとっても歩きやすかった。ここの谷の生き物たちはいいところを歩いているなー。
オオシカ谷の春の渓谷も新鮮でいい。

GWを伊那谷でお過ごしの皆さまへ、アトリエ開放展へのお誘い

20150427_photo01GWを伊那谷でお過ごしの皆様へ
大鹿村から車で30分ほどお隣、中川村で今年もアトリエ開放展が行われます。
大鹿村のアーティストや、縁のあるアーティストの皆さんが多数出展されていますので、ぜひお立ち寄りください。
※詳しくはこちらから
http://open-atelier.net/

釣りものの岩魚をつかって、お料理

今日お泊りのお客様は夕方から渓流釣りにお出かけ。
立派なサイズの岩魚を釣って帰られました。
お夕食はご要望にお応えして
岩魚の塩焼き、コツ酒でお召し上がりいただきました。

春の五平餅

20150425_photo01春の五平餅はサンショウのかほり。
くるみ100%のたれに春はサンショウの葉をお入れしています。
この季節ならではの右馬允の五平餅をお楽しみください。

モミの発芽

紙谷正さん(88)を訪ねた。
先日まいたモミは発芽し徐々にみどりを帯びてきている。
畑の小松菜もあっという間に大きくなっている。

ふらっと、足元を眺めに

ふらっと、大西山まで駆け上がってみました。
足元にはエイザンスミレ、タチツボスミレ。ギンリョウソウも顔をだしている。
ミツバツツジのパッションピンクが目に鮮やか。
足を運べば運ぶほど季節が遡る。
尾根の1,700m辺りは3月中旬の雰囲気でした。
芽吹きはこれからです。

伊那山地に抱かれて・・・

尾根の窪地は気持ちがよくって気が付いたら1時間以上落ち葉の中で眠りこけていたのでした。

ハナモモが満開

オオシカ谷標高7~800m付近はハナモモが満開です。
オオシカ谷は桃源郷。