月別アーカイブ: 2015年9月

話題のミニコミ誌「並木道」新刊入荷!

20150930_photo01東京都@くにたち発のミニコミ誌「並木道」最新号が入荷しました。
右馬允でご購入いただけます。
1冊 100円。

表紙はかわいいけど、中身はぴりりと辛い!
巷で話題のミニコミ誌です。

是非、お手におとりください。
右馬允のあの人も投稿しています。

「並木道」は、国立市内で発行のミニコミです。
そもそもは、国立市の大学通りの高層マンションの住民運動のなかで2002年に始まりました。
メンバーの関心が広がり自主運営をしています。

「ミニコミ」は、マスコミと違って様々な問題や生活課題に直面している人が当事者の立場から発信しています。
「これを伝えたい!」という思いや、意思があります。
マスコミからは伝わってこない情報が「並木道」にはあります。

「並木道」は完全カンパ・投げ銭方式で運営されています。
ご協力をお願い致します。

最新号以前の号もございます。
ご興味おありの方は右馬允スタッフにお声掛けください。

編集・出版:並木道の会

「右馬允だより」新刊を掲載いたしました。

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「右馬允だより」新刊の閲覧はこちらからどうぞ。

◆地方から日本の自給率を考える「いつでも送っていいよ大作戦in大鹿」
作戦期間中は月に1回の通信を目指しています。
閲覧はこちら

◆「大鹿スケッチ」
2009年より、筆者の足元を言葉で綴っています。
ふるさとの自然や生活の中からお気に入りを切り取ってお届け。気まぐれツキイチ便。
閲覧はこちら

宵のスーパームーン、明けのスーパームーン

仲秋の名月。
すすきを飾り、おだんご、季節の野菜や果物をお供えしました。

手元にはワイングラス。
翌朝の西の空はしばらく明るく輝いていました。

ここオオシカ谷では、むらくもだった昨日が幻想的でした。

金色を刈る

村一軒の養蚕農家 紙谷正さん(89)の稲刈りが進みます。
稲を刈って、はざにかけて行きます。
「なる」を組み立てて「はざ」を作るのはお手のもの。
熟練の技です。

どっしりと重たい稲穂を担ぎあげると、秋だねと言う感じになります。
乾いた稲の香りと、ひやっと冷たい澄んだ空気が何とも言えない瞬間です。

いつでも送っていいよ大作戦in大鹿」では、「稲刈り応援」を実施中。
いっしょに大鹿の秋の風を楽しみながら汗をかきませんか?
週末は、東京の市民団体が参戦予定。
お気軽にお問い合わせください。

森のレバー

キノコにも個性があります。
通称「森のレバー」と言われているのはイクチです。

何にしても美味しい山のお手軽キノコ。

おろしポン酢で刺身風。
サラダと自家製パンチェッタと合わせてワインと楽しんだり。
秋ならではの組み合わせで楽しみます。

松茸料理 今年の新作

20150925_photo01サトイモのかわり揚げに新しい風を吹き込みました。
松茸をたっぷりつかったこの季節限定右馬允の揚物です。

蒸かしたサトイモの中に松茸を入れて揚げ、そこに松茸餡、
さき松茸を添えています。
松茸もいろいろな歯ごたえを楽しみながら、サトイモの香ばしさがふわっと
鼻に抜ける一品となっております。

秋の行楽 雨乞いの滝ツアー

オオシカ谷は2014年夏、ユネスコエコパークに認定されました。

つまり、世界が「オオシカ谷っていいね!」と認め「この豊かな自然を守っていきましょうよ」ということを決議したということになります。

エコパークの柱となる理念は
「地元の人間がその価値を理解し、活用すること」です。
ですからオオシカネイティブ達がそれらを知らないことには始まりません!

そこで!秋の行楽シーズン。
仲間を連れだってK渓谷の雨乞いの滝まで川をさかのぼりました。

いち早く、川沿いの山ぶどうの葉は色づき、見上げるとダケカンバでしょうか、黄色く色づく一角もあります。
高山地帯は紅葉が始まっています。

足元には、南アルプスのランドマーク的植物フジアザミ(※)が花盛り。
名残のビランジが石灰岩の割れ目に見られました。
夏にワスレナグサのようなかわいらしい
青い花を咲かせていたオニルリソウは実を結び、
「鬼」の由来がなんとなく伝わってくるような
破壊的な粘性を持つ種子を結実させています。
メンバーの沢靴やスパッツはオニルリソウで
一時、彩られたのでした。

山登り沢登合わせて5時間。たっぷりと深山渓谷の息遣いを
身体で感じてきました。

さてさて、

世界が「オオシカ谷っていいね!」と認め「この豊かな自然を守っていきましょうよ」ということを決議したはずですが、ここを「リニア新幹線」が通るといいます。

守るのか、壊すのか、、、
ちゃんと言っていることと、
やることを一致させたほうが気持ちいいと思うのですが
そうはならないものなんでしょうか?

大人の都合はよくわかりません。

私たちが大好きなK渓谷の流量は
このリニアの工事によって渇水期に8割減少する可能性があると言います。
この「雨乞いの滝」もなくなってしまってもおかしくはないのです。

南アルプスの自然を守ること(エコパーク)と開発行為は同時にはできません。

(※)フジアザミ・・・富士山周辺から南ア地域まで分布するが、中央構造線を挟んで伊那山地から西には分布していない植物のひとつ。

秋のカッコイイひとたち

秋の昆虫たちが目を引きます。

軒下で日に日に大きくなって、黒と黄色のコントラストをきかせてくるのはジョロウグモ。
「最近子供が生まれました」と紹介してくれました。

野菜の集荷でうろうろと農家さんを回っていると、車のボンネットの上に現れたのはカマキリ。
話しかけると目線を合わせてくれて、自慢のカマをきらりと青空にかざしてくれました。

秋の澄んだ空気の中に、充実した彼らの姿がいっそう鮮やかに映るのでした。

朝の松茸メニュー

20150922_photo01右馬允の松茸料理 朝の一品は、料理長の幼少のころの思い出が詰まった松茸ごはんでお召し上がりいただいています。

カタのよい松茸をスライスし、酒と醤油と鰹節であえただけのシンプルなひと皿です。
これをアツアツご飯に割りいれむらして、かき交ぜて、松茸ごはんでいただきます。

料理長曰く「これが松茸の香りが一番楽しめる食べ方」だそうです。

季節の山里食材をたっぷり使ったお料理は右馬允でお楽しみください。

お蚕様 繭になる

8月30日から始まった秋蚕様は繭になりました。
ついこないだまでお部屋を探しぞわぞわしていたあの子たちは、自ら紡いだ糸の中でしん、と静まっておられるのでした。

さて、村一軒の養蚕農家 紙谷正さん(89)空の下の汗かき時、いよいよ稲刈りスタートです。