月別アーカイブ: 2016年8月

リニアいらないセット☆好評

ここ数日、あまりにリニア計画が強行されるので、リニアいらないセットが好評です。

リニア新幹線を考える登山者の会」の「リニアボイコットワッペン」と、大鹿村の有志が企画・デザインした「リニアいらないよシール」大小(防水・UV加工済み)。大きいシールは車用、小さいのは携帯電話などに貼るのにぴったりです。

カンパ1000円につき1セットお渡ししています。
右馬允に置いてあります。

「リニアいらない」という意志を表示するためにお使いいただければ幸いです。

お預かりしたカンパは、以下の諸経費に充てられます。
リニアボイコットワッペン→ワッペン代、登山者の会の活動費として
シールは、シール代、リニアの反対活動(訴訟活動やリニアのパネル経費など)に充てられます。

小渋線の着工が始まろうとしています

20160830_photo01松川町から大鹿村に続くダム沿いの道、通称小渋線でリニア計画にかかわる改修工事が始まろうとしています。
今日、小渋線を通ったら白い囲いができていてびっくり。

先週行われた小渋線の工事説明会に抗議しましたが、その言い分は聞かないよって感じですね。

抗議文全文は以下。

東海旅客鉄道株式会社代表取締役社長 拓植 康英 様
大鹿分室 御中 ご担当者様

2016 年 8 月 25 日大鹿の 100 年先を育む会 リニア検証部リニア対策委員会担当 前島 久美(090-8044-0704)大鹿の 100 年先を育む会代表 伊東 直子事務局 山根 沙姫

8月24日行われた工事説明会への抗議昨夜8月24日、JR 東海は大鹿村での道路説明会を終え、工事着工の手続きを終了する意向を示しました。私たちは、今回の説明会でまったく説明責任が果たされたと思っていません。強く抗議するとともに、松川インター大鹿線(以下小渋線)のトンネル工事、および拡幅工事の中止を求めます。松川インター大鹿線は、私たち大鹿村民にとって生活道路であり、また季節折々の眺めを楽しめる観光道路です。当初より意見要望を申し上げている通り、リニアが来ることと、道をよくしたいというのは別問題です。小渋線は、修繕が適切になされ、ダンプがこれ以上通らなければ、生活道路と観光道路を兼ね備えた、ユネスコエコパークの理念に沿った持続可能なよい道です。2つのトンネルで自然破壊が行われたり、四季折々の自然の風物を楽しめるワインディングロードを、まっすぐに加工して観光的な価値を下げることを避けてください。またトンネル工事によりハンノ沢をトンネル残土で埋め立てるといった自然破壊を行うことは、美しい村連合に所属する中川村、大鹿村 双方にとって不適切な残土の処理の仕方です。昨年秋に大鹿の100年先を育む会で行った小渋線の道路交通状況アンケート(観光客向け)では、リニアの本体工事にかかわらず、改修工事が始まれば「来村を控える」「来る頻度を減らす」といった回答が全体の3割強でした。村の観光業に与える影響は甚大となります。もちろん、リニア工事関係者から得る収入も少なからず増えることも考慮しますが、そもそもこれまで大鹿村を観光で訪れてくださる方は、自然や癒しを求めています。その自然が失われることへの損害や、村を訪れるすべての観光客、村の観光事業者、生活者への補償が全く考慮されることなくなされる工事強行の姿勢に強く抗議します。小渋線の道のあり方については、リニア工事とは切り離し、ユネスコエコパークの理念、時代の要請に合った村内での議論と合意を経てからなされるべきものです。その前提のないいかなる工事も許すことはできません。以上の意見を大前提とした上で以下に要望いたします。1 工事説明会は一回で終わらせないでください。また、JR 東海から県主催の説明会を開催するよう長野県に要請してください。私たちは JR 東海の説明責任は果たされたとは思っていませんので、JR 東海の説明に理解も同意もできません。松川インター大鹿線の管理者は県であり、道路は私たち県民の財産です。一企業が住民の意向を一方的に推し量って、道の改良を決めていいものではありません。私たちは、住民の納得がいくまで管理者と工事施行者が説明会を何回でも行うよう求めます。私たちが上記の要望を持つに至ったのには、以下の根拠があります。(1) 大鹿村リニア対策委員会では、JR 東海からは8月中に工事説明会を行いたいとの打診がありましたが、残土を持ち出す場所も決まっていないのに、それに関わる工事説明会をするのは拙速であるという意見が出ていました。JR 東海も県もこの点についての説明責任を果たしていません。(2) また、昨夜8月24日の説明会では、JR東海は、工事を始めてみて問題があれば随時対応していくという説明でした。これは問題が起きても最終的には責任を持たないということにほかなりません。JR東海が計画している工事で起こりうるすべての想定に対してどのように対処するのか、JR東海が考える対策を住民に示す必要があります。この点についての県も JR 東海も説明責任を果たしていません。JR東海が道の改良を持ちだしたのは、自分たちの工事車両を支障なく通過させることが第一の目的です。住民の利便性の向上は本来の目的ではないことは明らかです。小渋線は、県民の道路であり、私たちの生活道路です。そのあり方を、一私企業の営利事業のために、一方的に決めるというのは到底許すことはできません。2 昨夜(8月24日)の質疑でも出ていた通り、JR 東海の姿勢は、工事説明会は1回でOK、JR東海や村の関係者の都合で日時を設定していました。住民の理解を得るために説明会を開催したいなら日曜日、平日の日中、夜といった複数の時間帯を選べるかたちの説明会を開催してください。昨日も、工事説明会の実施を対策委員会に諮ったという説明を、澤田部長はおしゃっていましたが、対策委員会の委員は住民や村の代表者ではないので、対策委員会に対する報告がなされたとしても、住民への説明責任が果たされたことにはなりません。3 また、工事主体の JR 東海は通知に自ら労力を払うことすらなく、村の同朋無線による4日間(8 月 18 日、21 日、23 日、24 日)の通知と村のケーブルテレビの文字放送(8 月 15 日~24 日まで)がなされたにすぎません。村民の生活に損害を与える迷惑工事なのですから、自らの予算と労力で十分な周知を行ってください。通常迷惑工事の工事主体者の周辺住民への通知はそうします。村民の税金を無駄遣いしないでください。今回の工事説明会のあり方は「やりさえすれば法令順守」というアリバイ作りのものであり、住民の理解を得るためになされたものではありません。強く抗議するとともに、昨日の質問要望が出された内容に対し、JR東海は説明責任を果たしてください。それがなされていない状態での工事の開始は認められません。これこそ、認可時に国が危惧した住民軽視にほかなりません。

リニア新幹線沿線住民ネットワーク JR東海の大鹿村道路工事説明会の横暴に抗議

JR東海による住民締め出し事件(26日釜沢)についてリニア新幹線沿線住民ネットワークは国、JR東海、大鹿村に抗議声明を提出しました。

全文はこちらから印刷

以下全文
JR東海の大鹿村道路工事説明会の横暴に抗議する声明

<住民絞めだす説明会は無効>

8月26日午後6時から長野県下伊那郡大鹿村釜沢で、JR東海による釜沢地区個別道路工事説明会が予定されていました。この説明会は、あらかじめ「釜沢住民とその関係者が対象」に行われるとして自治会に通知されていました。

しかし、当日会場で事前に、大鹿村リニア対策委員のMさんが大鹿村リニア対策委員として説明会に参加したいと求めたところ、JR東海の社員は「部外者」だとして入場を拒否しました。その理由についてJR東海社員は「一定の線引きをしないと秩序が保てない」と主張しました。Mさんは「オブザーバーでもよい。意見表明もしないから参加させてほしい」と譲ったにも関わらず、不当にも参加を認めませんでした。もともとMさんは釜沢地区住民から参加を要請されていたもので。地区自治会長と副会長が再度参加を求めてもJR東海は前島さんの参加を頑なに拒否しました。そして説明会の冒頭、JR東海の現地社員が「今回の説明会は住民の要望よりJR東海の意向が優先される」と趣旨を説明したため、自治会長と副会長は「これでは説明会として認められない」として退席する事態となりました。

<住民の理解と信頼を失う>

今回の説明会は「住民との信頼関係を築き、協力体制を整えるため」という目的でJR東海から提起されていたもので、結果的に住民の理解を得られないばかりか、JR東海に対する不信感を募らせる結果になりました。大鹿村は釜沢地区のみならず、全村住民がリニア新幹線の架橋や非常口工事、残土処理施設の設置、膨大な工事車両の走行などで深刻な影響を受けることになります。それ故、どの地区で説明会を開こうと、全ての村民が参加できることが前提です。国交省も環境省も「事業の実現には住民の理解が前提」との立場を明らかにし、JR東海に対してもそのための努力を求めています。リニア新幹線について、これまでの環境影響評価手続きの過程で品川~名古屋沿線で多くの住民説明会が開かれましたが、参加者のほとんどが疑問や不安を示し、計画の見直しを求めました。メディアも税急な工事は将来に禍根や負の遺産を遺すとして、沿線住民のみならず国民的な理解を優先するよう報道しています。まだ工事説明会を開くような段階ではないことは明らかです。

リニア新幹線計画沿線住民でつくる私たちリニア新幹線沿線住民ネットワークは、今回の大鹿村でのJR東海の住民の気持ちを踏みにじる、横暴で一方的な振る舞いに強く抗議するとともに、住民の多くを排除するような説明会の開催を強行しないよう求めるものである。

2016年8月29日

リニア新幹線沿線住民ネットワーク

           共同代表 天野捷一、川村晃生、片桐晴夫、原 重雄

栗の茶巾絞り登場

庭の栗の実が落ち始めたので
右馬允の秋の味覚、茶巾絞りが登場しています。

歓迎のお茶請けとして、うどん屋のデザートセットの一品としてお楽しみいただいています。

リニア現地ガイドを実施

20160828_photo02大鹿の100年先を育む会」では、リニアの現地ガイドを承っております。

今日は飯田下伊那地域から6名様をご案内させていただきました。

待ち合せの国道152ディアイーター前で自己紹介、大鹿歴など伺ったあと
大鹿村でのリニア計画の概略を説明させていただきました。

今日のメンバーはなかなか「議論がお好き」と判断しましたので
めぐる箇所を減らして、それぞれの場所での質疑や意見対応に時間を割くことにしました。

まずは歩いて大河原のメインストリートを眺めることができる大磧神社に。ここでは
残土の仮置き候補地や残土運搬ルート計画などをざっと説明させていただきました。

その後、工事作業員宿舎予定地、上蔵の変電施設予定地、ダンプ街道予定地を見学していただき、解散となりました。

今日参加された皆さんは、近隣市町村からおみえでしたが
改めてリニア工事の影響を大きさを感じていらっしゃいました。

ありがとうございました。

リニア現地ガイドのご予約、お問い合わせははこちらまで
email:oshika100nen@gmail.com

あなたの大鹿滞在にマッチしたガイドをいたします。
※リニア現地ガイドは参加者のカンパで運営しています。
※メンバーの都合がつかない場合はお断りさせていただく場合もあります。
あらかじめご了承ください。

JR東海の不当な事業説明会についてプレスリリースしました

20160828_photo0126日の夜に大鹿村の釜沢で行われた不要な事業説明会(JR東海)について
住民がプレスリリースしました。
以下全文 印刷はこちらから

報道関係者各位

2016年8月28日

前島 久美(大鹿の100年先を育む会)

大鹿村大河原3080(090-8044-0704)

8月26日大鹿村釜沢 JR東海による不当な事業報告の場

8月26日(夜6:00から)大鹿村釜沢でJR東海による道路工事説明会が予定されていました。しかし、以下のような状況でしたので釜沢自治会長と副会長はこの説明会に出席することを見合わせました。

この説明会は、あらかじめ「釜沢住民とその関係者対象」に行われるとして自治会に通知がされました。私、前島久美は釜沢住民からの要請もあり、住民として、また対策委員として傍聴のため、釜沢の事業説明会の会場を訪れました。ところがJR東海は、住民が求めたにもかかわらず、前島の同席を拒みました。釜沢自治会長の谷口昇さんは経緯を以下のように記しています。

(8月26日退席後にフェイスブックに掲載より)

自治会長、副自治会長不在のJR東海リニア新幹線釜沢地区個別説明会が行われています。始まる前に大鹿村リニア対策委員前島久美さんが委員として説明会をオブザーブしたいという要望に対して対策委員を部外者としてJR東海が一方的にみなした。大鹿村のリニア対策委員が釜沢のリニア説明会に対して部外者とみなす理由が一定の線引きをしないと秩序が保てないということでした。自治会長、副自治会長として新たに要望しましたが完全拒否。前島委員より発言質問はしないという申し出も全く拒絶。私、釜沢自治会長として今までのJRの釜沢個別説明会に参加していた理由はあくまでもJR側の住民との対話懇談会という立場に対して参加していましたが今回JR東海の一方的なルールに基づいて行われるこの説明会に自治会の要望よりJR側の意向が優先されるというJR東海大鹿分室の長田氏によって発言されたことによって自治会長、副自治会長の退席という事態となりました。

谷口さんによれば、これまで何回もJR東海から要請があった釜沢自治会との話し合いの場や懇談は「住民との信頼関係を築き、協力体制を整えるため」という目的のためで、そもそもJR東海が自ら提案してきたものでした。しかし、26日JR東海の一方的なやり方で押し切られた事業説明会によって釜沢の住民との協力、信頼関係が著しく損なわれることになりました。
リニア工事の影響を直接受ける住民がこのような形で軽視されるのは最も恐れていたことです。今後、リニア工事(それにかかわるすべての工事を含める)計画が進むにつれ沿線各地で起こりうる可能性がありますので本件について取り上げていただきますようお願いいたします。

前島 久美

栗が落ち始めました

庭の栗が落ち始めました。
今年は例年より10日ほど早めの落下です。

まずは手始めに、シンプルに焼いて前菜に盛り付けました。

これから、茶巾絞り作り大会シーズンがやってきますね。

右馬允のお茶請けをお楽しみに♪

びっくり!釜沢の道路説明会の現場

20160826_photo0124日から始まったJR東海主催の道路工事説明会。
先日は、ぐねぐねダム沿いの道 松川インター大鹿線(小渋線)の説明会が行われ、
今日はリニア本体工事の釜沢での説明会があるというこで
出かけました。

上蔵(わぞ)や釜沢(かまっさわ)までの道は県道であって公のものなのに、
釜沢と上蔵では、非公開でなされるというのです。
おかしなことです。
本来なら道を使う誰もが聞けて当たり前の説明会です。

その「本来」が覆されるわけですから住民の不安は、かなりのはずです。
そんな声を受けて、リニア対策委員として参加だったら大丈夫であろうと
自治会館の入り口まできたところ、JR東海に呼び止められました。

JR東海は、今日の説明会は地域以外のひとは出席できないというのです。

え、大鹿村村民なんですけど。だめなの?

私「対象は、釜沢住民と関係者ってあります。大鹿村村民であってリニア対策委員なんですが、関係者じゃないんですか?」

JR東海「関係者ってのは地権者です」

困っていると、自治会長と副会長が出てきてくれてその場で
住民として対策委員の立ち合いをJR東海にお願いしてくれましたが

JR東海大鹿分室のN氏は、
当日のそういう要望は会社として判断できかねるとのことで要請を拒否しました。

この結論に自治会長と副会長は、JR東海のやり方は、
釜沢自治会の運営に沿わないとし、説明会の
出席を見合わせました。

こちらからも記事がご覧いただけます。

朝ヨガ実施

20160824_photo01右馬允では、大鹿滞在「プラスα」をお求めの方へ
大鹿Plus
という部門を立ち上げています。

お客様のニーズに合わせてヨガ講師や自然散策ガイドを派遣しています。

今朝はお泊りのお客様に朝ヨガを実施させていただきました。
ご家族4人で行う朝ヨガ。大鹿村の空気の中で体を動かして、普段は素通りしてしまう、体の機能に意識を傾けました。

ご参考までに、「大鹿Plus」で今月のご依頼があったケースを以下に記します。

◆8月12日  東京H様(2名)の場合 朝ヨガ実施
前日宿泊 チェックイン後に朝ヨガを予約

チェックイン後のご予約でも
講師の日程が空いていればお受けすることが可能です。
基本的にお泊りの方の朝ヨガはAM6時から行い 約60分~75分のコース
軽くシャワー、湯船をお使いいただいた後、朝食となります。

8月16日 下伊那郡松川町・Y様(2名)の場合機能改善ヨガ実施 
1週間前にヨガのみのご予約。結果的に
9時半からクラスを開始し終了後にうどん屋をご利用いただきました。

近隣市町村在住もしくは村内で前泊された方は
ヨガ+うどん屋コースの組み合わせが喜ばれています。