26日の夜に大鹿村の釜沢で行われた不要な事業説明会(JR東海)について
住民がプレスリリースしました。
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報道関係者各位
2016年8月28日
前島 久美(大鹿の100年先を育む会)
大鹿村大河原3080(090-8044-0704)
8月26日大鹿村釜沢 JR東海による不当な事業報告の場
8月26日(夜6:00から)大鹿村釜沢でJR東海による道路工事説明会が予定されていました。しかし、以下のような状況でしたので釜沢自治会長と副会長はこの説明会に出席することを見合わせました。
この説明会は、あらかじめ「釜沢住民とその関係者対象」に行われるとして自治会に通知がされました。私、前島久美は釜沢住民からの要請もあり、住民として、また対策委員として傍聴のため、釜沢の事業説明会の会場を訪れました。ところがJR東海は、住民が求めたにもかかわらず、前島の同席を拒みました。釜沢自治会長の谷口昇さんは経緯を以下のように記しています。
(8月26日退席後にフェイスブックに掲載より)
自治会長、副自治会長不在のJR東海リニア新幹線釜沢地区個別説明会が行われています。始まる前に大鹿村リニア対策委員前島久美さんが委員として説明会をオブザーブしたいという要望に対して対策委員を部外者としてJR東海が一方的にみなした。大鹿村のリニア対策委員が釜沢のリニア説明会に対して部外者とみなす理由が一定の線引きをしないと秩序が保てないということでした。自治会長、副自治会長として新たに要望しましたが完全拒否。前島委員より発言質問はしないという申し出も全く拒絶。私、釜沢自治会長として今までのJRの釜沢個別説明会に参加していた理由はあくまでもJR側の住民との対話懇談会という立場に対して参加していましたが今回JR東海の一方的なルールに基づいて行われるこの説明会に自治会の要望よりJR側の意向が優先されるというJR東海大鹿分室の長田氏によって発言されたことによって自治会長、副自治会長の退席という事態となりました。
谷口さんによれば、これまで何回もJR東海から要請があった釜沢自治会との話し合いの場や懇談は「住民との信頼関係を築き、協力体制を整えるため」という目的のためで、そもそもJR東海が自ら提案してきたものでした。しかし、26日JR東海の一方的なやり方で押し切られた事業説明会によって釜沢の住民との協力、信頼関係が著しく損なわれることになりました。
リニア工事の影響を直接受ける住民がこのような形で軽視されるのは最も恐れていたことです。今後、リニア工事(それにかかわるすべての工事を含める)計画が進むにつれ沿線各地で起こりうる可能性がありますので本件について取り上げていただきますようお願いいたします。
前島 久美