日別アーカイブ: 2018年8月26日

【伊那谷の宿泊】飯田市大平宿の宿泊レポート

二泊三日で飯田市大平宿の古民家に宿泊してきました。

飯田市大平宿は、江戸時代から飯田市と木曽を結ぶ宿場町として栄えた場所で、標高1150メートルの高原である。
1970年に集団離村して廃村となるが住居はそのまま残り、その後の保存運動もあって日本で唯一、廃村に宿泊できる場所となっている。

集団離村した当時のまま残っている状態なので電気も水も引かれている。個人的には二泊三日の生活の中で不便さはまったく感じなかった。
しかし、火だけは薪なので現代生活にどっぷり浸かっている人たちはその点は一番不便に感じられる要素かもしれない。
囲炉裏で煮炊きし、米は竃で二回炊いた。食事のことをやっていれば大概1日終わる。
ここでの生活でもっとも良いと感じることは、携帯電話が繋がらない点だ。外部との連絡は公衆電話のみとなる。
個人的には今年の春から携帯電話はもたない生活を選んだので、どこにいようと捕まることはないけれど、
「ケイタイなし」の生活は一般的ではないだろう。しかし、ここでの生活はその携帯電話からはなれることができる貴重な場所なのだ。

飯田市から管理を任されているHさんにお話を伺う機会を得た。
利用者に若い2、30代のカップルがいるとすると大抵、男性はしょんぼりして元気がなくなっていくのだそうだ。
どうやら、火がうまく起せないのが一番の要因らしい。一方で女性はどんどん元気になるらしい。
少し前の不便な生活のなかでお互いの本質がさらけ出る場所でもあると話す。
婚前の「大平チェック」、いいかもしれない。