私には、赤紫色に見える「フサザクラ」が咲き始めました。
房状の元が黄色がかっているところもおしゃれだなと感じます。
黄色のダンコウバイ、アブラチャン、キブシに目を奪われがちで、ともするとスルーしてしまいそうな渋い色が私は大好きです。
房状の花弁のように見えるのは雄花でこのふさふさの中に雌花もいます。
フサザクラは花弁も萼も持たない花です。
日本にはフサザクラ科に属すのはこの植物だけ。
東アジアを代表する「一属一種」
小渋線で探してみよう!
月別アーカイブ: 2019年3月
春の縦のリズム
「春のタテノリ」といえば、キブシ。
このままイヤリングにしたいような見事なサイズ感とボリュームで春の木立を彩っています。
ふわっと横に広がる存在感があるダンコウバイに対し、縦のリズムで春の景色をシュッとさせてくれます。
みどりのドット
今日は日差しはあるものの、風の冷たい一日でした。
庭のユキヤナギの芽吹きが始まろうとしています。こまごまとしたみどりのドットにうきうきします。
芽吹き集め
野山に出ては「芽吹き集め」に汗しています。
この時期の山野草はどこにでもある、というわけではなく日当りのいい場所と分布情況を把握して収穫する場所を季節の進行度合いと、植物の成長段階を見ながら変えていくのがこつです。
本日はフキノトウ、タネツケバナ、つくし、カタクリ、カラスノエンドウ、ワサビ、ノカンゾウ、セリ、カキドオシ、ノビル等を採取。
土と山野草の香りにうっとりしながらも真剣にうろうろしている毎日です。
ダンコウバイ開花
大鹿村へ続くダム沿いの道、小渋線でダンコウバイの花が目につくようになりました。
暖かい日差しに春のそれを感じるもののまだ、景色は冬枯れの様相を残しています。そんな木立の中に春の光を集めたような花を咲かせるダンコウバイ。ダンコウバイの個人的な通称名は「春のヒカリ集め」です。
ダンコウバイの花のヒカリの中に「春」の気配を感じます。
鹿肉×芽吹きサラダ
定番鹿のロースとこの時季ならでわの「芽吹き」をお楽しみいただいています。
今日は、ワサビ、セリ、ノミツバ、カラスノエンドウ、タネツケバナ、カキドオシのサラダをあしらって。
山のものとあってジビエとの相性抜群です。
芽吹きの風味に冬の身体が目覚めていくようです。
デトックス効果の高い山野草シーズンは春浅めがおすすめです。
タラノメやコシアブラといった木の芽吹きは4月下旬から5月上旬頃を目安にお楽しみください。
天然アマゴの炭火焼
三寒四温
ここのところ春の日差しに誘われて、近くの渓流に出かけるのが日課です。
塩焼きにぴったりの型が釣れた時は、ご宿泊のお客様に 天然アマゴを炭火焼でお楽しみいただいています。
もちろん大鹿村鹿塩の山塩を使って焼いています。
天然もののふっくら、ほくほくの身が喜ばれています。