【伝統行事】福徳寺のおこもり

上蔵集落の福徳寺の御開張は毎年1月7日の夜です。

参拝に来られた人たちにお渡しする護符「おぼっこ」は集落のお世話人の班によって作られます。

米粉をねって蒸かし、のばして整形します。

各自持ち帰った護符は、翌朝焼いて醤油や砂糖醤油でいただき1年の無病息災を願います。

米粉でつくってあるのでとてもさっぱりとした味わいはお正月明けの身体にとてもやさしい印象です。

福徳寺のご本尊様は「ヒミズのお薬師様」として知られ、光に当たると災いが起こると言われています。

1月7日の御開張は年に一度の夜の伝統行事です。

上蔵地区は文献上「中世」にまで溯ることができる国内有数の「ムラ」です。

今の福徳寺は南北朝時代に大河原を拠点に活動していた

宗良親王が再建したと言われていますが、それ以前からお御堂的なものがあったのではと言われています。

古くから集落の祈り、あるいは儀式が行なわれていた場所です。そんなかつての集落のありように思いを馳せながら一晩過ごしました。