【旧道レポ】オオシカ谷〜伊那山地〜豊丘村

オオシカの谷大河原の集落から見上げる崩壊した山、

伊那山地、大西山だ。

今日は本来であれば農業の神様 佐倉様のお祭りの日だが、今年は祭事は中止。

いつもは、地元有志で伊那山地の中腹の尾根に祀られたおほらを掃除して

小さな直会をする。

かつては、このお祭りに豊丘村側から参加したひとたちもいて

それはそれは賑やかなお祭りだったという。

今日はその街道を辿り、豊丘側へ下る。

大西山までの道は、ペナントがあるのでほぼ迷う事がないが、

伊那山地の特徴として尾根に出ると等高線がゆるい。

尾根が広い窪地のような地形の複合体なので、慣れない人は少し戸惑うだろう。

大西山のピークの手前で谷を豊丘村側に下る。

地図とコンパスで確認しながら下る。ここ数年でかなり稜線付近は間伐がされ倒木が行く手を阻む。

「もうちょっと気を使って間伐してほしいなー」とか思いながら

倒木を越えて下っていたが、

よくみると谷の北側にはちゃんと道がついていた。

森林整備の関係で今でも使われている様子。

その後は意外に快適な道を下っていく。

200メートル下ると、小川が形成されその脇の道を進む。

大鹿側より、のんびりとした良い山道だ。

途中にあった造林小屋は倒壊していた。昭和41年の表示。

山を抜けるとリニア中央新幹線のための送電線工事現場の出現で、げんなり。

更に下ると「北山」という廃村の集落にでる。

かつては牧畜をやっていたのだろう。サイロなどがのこっている。

集落の下部の入口には神社もあって。鳥居とおほらの石垣が素晴しかった。

ここから美しい渓谷沿いの山道を進む。

中部電力の巡視路になっていて、木制の電柱がまだ残っている。

ヤマツツジのピンクや淡い新緑、その木立から見え隠れする

石灰岩の川底と清流がとてもいい。

下り着いたのは、野田平(のたのひら)キャンプ場。分校だ。

感染症予防のためまだ今季はオープンしていない。

今日は、ここで1泊。

コースタイム

大河原発       8:30

大西山        11:50

野田平キャンプ場   16:30