月別アーカイブ: 2020年5月

【自然観察】トチノキの花

トチノキの花が盛っている。

トチノキは高さ30メートルくらいになるので、

山を歩いていても木には遭遇するが

花を間近で見られる機会はあまりない。

今日は、渓谷に橋が架かっている立地で

ちょうど花芽と目を合わせる事ができた。

興奮気味に車を下りると、辺りはふわっと甘い香りが漂う。

手を伸ばしてみたものの届かず、心残りではあるが 遠目でも艶やかな何の色彩と形状であるということは感じ取れた。

【自然観察】トンボエダシャク

今年は、トンボエダシャクが良く目につく。

2齢から3齢の彼らがこの時期

コナラやクリの木で見られる。

黄色と黒の色彩が四角くて規則的。

非常に見つかりやすい色目でアピールしてくれる。

個人的通称名 エレキング

柄がそれっぽい、黄色バーションというイメージ。

【自然観察】おとしぶみ

今年も「おとしぶみ」が落ち始めました。

一枚の葉から裁断しながら実に器用に美しく、

卵を包む彼ら。

「器用な」わけではなく、彼らに備わっているだけの事なのかもしれません。 何か、包みたくなる衝動に駆られています…

【風景】赤石岳の雪渓

赤石岳の雪渓も大分解けて参りました。

向かって左側の尾根近く、つまり小赤石付近の雪渓を

集落のTさんは、「宗良親王が和歌を詠んでいるよう」と言います。

このカタチが現れると、いよいよお田植えシーズン到来です。 探してみてね!

山野緑の繊細さ映る雨の日

昨日、ばたばたと野菜の苗を畑に植え替え、

じゃがいもの土寄せをした。どこの家でも今日の雨を把握して

前日がんばった人が多かったはず。

窓越しに外をみては優越感の初夏の緑を愛でる。

一番最後に芽吹くであろうケヤキに注目していたはずが

気付けば、あっという間に緑が色濃くなっていた。

【自然観察】コウゾ

今年は、なにやらコウゾの花に目が止まる。

この時期なかなか、ユニークな形状を見せてくれる。

コウゾは山地に自生する落葉低木。葉は桑に似る。

春から初夏にかけて、展葉するのと同時に開花する。雌雄異株。

深い紫色の萼に白い細かい花を球状に集めて咲く。

果実の赤ちゃんの形状は、赤紫色で柔らかい毛を帯びている。

花の細やかな柔らかい印象と結実した時ロック感のコントラストがいい。

【農事】代掻きをしました

現代の牛(あるいは馬)

つまり、トラクターに乗って代掻きをしました。

毎年1回しか操作しないので、思い出すまでに時間がかかります。

いつも集落のMさんには丁寧に思い出し作業をしてもらって

やっとできるのです。 合掌

いつもより早めの代掻き完了。

…一方で苗の生長が追いついていない。(汗)

【買ってね】大鹿の十年先を変える会会報誌 越路(こしじ)16号発刊

越路(こしじ)は「大鹿の十年先を変える会」の会報誌です。

右馬允にて購読することができる他、年間購読の受付けも可能です。深く「むら」に触れてみたい方へ、滞在中の余暇におすすめ。コアな情報は越路でキャッチ。 

■今号のコンテンツ(表紙画モデル: シロヒトリ)

・「青い山脈」の替え歌でリニア反対! 池田忠久(うたごえサークルやまなみ)

・左右に振り切れた「記念日」と言われる日  前島久美

・クスノキ讃歌 〜私憤を込めて〜 浅賀きみ江(橋本の緑と安心を守る会 共同代表)

・リニアなんて糞喰らえ! 中川賢俊 (写真家、高森町在住)

・コロナ騒動の意味するところ・・・味沢道明(日本家族再生センター・京都府)

・「伊那谷スケッチ ~自然と文化を巡るふるさと再発見~ 第46回 」 前島 久美 

・「たらたらと読み切り156 流行り病に右往左往」 宗像 充 

・【県内街道レポ】妻籠宿〜馬籠宿 旧街道を行く 前島久美

・飯田のデモを楽しんだ 大橋菜穂子

・「とおせんぼ」(リニア情報)  前島/宗像

「大鹿の十年先を変える会」の理念は「自分たちのことは自分たちが決める/山と里、街と村、人と自然のいい関係/リニア新幹線失敗の早期実現」です。
「越路」は「大鹿の十年先を変える会」への完全カンパ・投げ銭方式で運営されます。
ご協力をお願い致します。 

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編集・出版:大鹿の十年先を変える会
発行責任者:宗像 充(長野県大鹿村大河原2208)
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