月別アーカイブ: 2020年6月

【季節の風景】山のおやつ

季節のおやつは自生場所の事前のチェックと標高で採取日の予定を付けます。

今日は田んぼ脇の桑の実でした。

一昨年間伐したところから生え変わって3年目にして

実をつけてくれました。

おやつと言えば、モミジバイチゴも収穫のピークを迎えています。

集落近郊から徐々に採取ポイントの標高を上げていきます。

田畑の仕事を終えて、ビタミン補給は山に繰り出します。

熊と競い合って食べています。

モミジバイチゴが終わるとそろそろクマイチゴシーズンかな…

【県内観光】縄文の女神めぐり

国の重要文化財の中でも特に重要なもの、すなわち国宝には、現在5点の縄文土器がしてされている。

そのうちの2点が信州・茅野市出土のものなのだ。昨年お客様から教えていただき、やっと出かけることが出来ました。

およそ5000年前と4000年前の女神たちを見比べることができます。

前者はまるびお帯びた女性らしい柔らかさと頭部の装飾が印象的。

1000年後の彼女は仮面をつけたかのような独特な出で立ちで、

昆虫ぽくあたしは感じた。前者と比べると女性の身体特徴はやや記号的で

そのものが保持する動力が文様のように描かれているように感じた。

縄文土器や黒曜石の鏃等の展示もあり、当時の人たちの感性に触れることができます。

縄文ロマンの旅でした。

帰り道に行きがけに見かけた山下清の放浪美術館に立寄りました。

思った以上に充実した展示内容でじっくりと見入ってしまいました。スタッフの方が後半に詳しい説明も入れてくれます。

2時間ぐらいを充てるくらいのイメージで立ち寄ることをおすすめします。

関東方面からでしたら、大鹿村滞在(1泊2日)後帰路につく途中で立ち寄ることをおすすめします。

2泊3日あれば2日目を縄文女神観光に充てるといいでしょう。

★高速を使ったコースタイム★

11:30 大鹿発

13:10 諏訪SA

13:50 尖石縄文公庫博物館

16:10 放浪美術館 山下清の世界 入館

17:50 退館 「信州の縄文時代は実はすごかったという本」を購入し、目下勉強中です。

【日課】じょそう

早朝の日課は、田んぼを濁らせる事。

田車を1列おきに入れていきます。

元気な田んぼの草達に光合成をさせにくくするためです。

この時期の田んぼの稲達は、ご近所のMさんの話によれば

人間に例えると「高校生」らしい。

ようは、よく食べて、良く成長する。

彼らの為にも、除草は明日への助走です。

【自然観察】戦略いろいろ

おそらく、寄生ハチの一種に取り付かれたのだろう。

宿主は絶命し、そこから真っ黒な蛹が出現していました。

こういう、自然界の戦略はゾゾッとするけれど

興味深い。ちゃんと宿主を生かしたまま

羽化に適した場所まで誘導させて

絶妙なタイミングで蛹化を図るのだろう。

【自然観察】モリアオガエルorシュレーゲルアオガエル?

右馬允の玄関先に現れたカエル。

この存在感!

吸盤と目の感じと・・・絶対モリアオガエル!

と思いながら、シュレーゲルちゃんの可能性もあるのか…

判別は目の白目の部分の色彩で見分けるという。

前者は白目が赤、後者が金色という。

それで、玄関先のこは 

金色といえば金色だけど

重厚感のある金色なので、赤いともいえるのかもしれない。

やっぱり、モリアオガエルかな!

初めて出会う吸盤の感触をひたすら楽しみました。

夕方確認をしたらまだ雨宿りをしていました。

すっかり皮膚の色もサッシの色に近づいていました。

【狩猟】鮎の友釣り

今日は撮影担当で、允(まこと)のアユかけ業務に同行しました。
釣り情報によればO川の状態が良好とのこと。
当初の予定を変えて少し足を伸ばしました。

情報は大当たりで、鮎が食べるコケもいい感じに育っています。
キレイな川で育つ鮎は美しく、允は始終興奮気味。
しばらくO川詰めになりそうな気配です。

夕方までみっちりやりました。釣果は30匹以上40匹未満。
まあまあの出来でした。

この鮎たちは、右馬允の鮎料理でお楽しみいただけます。
右馬允の鮎は、全て自家調達です。猟師・調理人のスタッフ達が腕によりをかけてご提供中です。

【自然観察】クワゴマダラヒトリ

今年はまっているヒトリガ系イモムシ。

「飛んで火にいる夏のムシ」に表現されるように

「ヒトリ」は「一人」ではなく、「火取り」が語源。

光に向かって走る性質がある。

今日はクワゴマダラヒトリ。庭のヘクソカズラを食べている。

名前にクワとつくけれど、広食性の彼ら。 間もなく土の中で蛹化だろう。