月別アーカイブ: 2021年10月

【農事】タマネギを植えました

現役ご長寿農業人の浜中千鶴さん(85)の畑でタマネギを植えました。千鶴さんご指導のもと800本余りを植えました。畝をまっすぐ引くことも、苗を数えるのも、植える幅をそろえるのも、美しさを追求するのはそこに効率性があるからなのでせう。

【農事】豆の収穫

ご長寿現役農業人の浜中千鶴さん(85)の畑の豆の収穫のレスキューに出向きました。剪定鋏で切ってまとめて藁でしばって一か所に集めます。先週からぼちぼちはじめて、本日収穫を終えました。赤石岳の雪渓が息抜き時の風景です。

【風景】18日、赤石岳の初冠雪。21日、初霜。

18日、赤石岳の山頂はすっかり雪でした。そして今朝、里は初霜。冷え込みがますます増しています。里の紅葉はまだこれからだというのにアッという間に冬が駆け下りてきたのでしょうか。
暖かくしてお越しください。
また日暮れが谷間の集落なので早いです。14時頃にはすでに陰ります。初めてオオシカの谷にお出かけの方は明るい村内にお入り下さい。また、なぜか右馬允までの道のりで「ナビに大変なこころを案内された」というお客様が少なくないです。地形が複雑なためナビもバグるのでしょうか。お勧めは村内道の駅でお訪ねいただき、地図で一度確認してからおいでいただくとスムーズです。
お気をつけてお出かけください。

【季節のおたより】晩秋の右馬允をご利用いただくお客様へ

山のキノコシーズンがいよいよ終盤を迎えています。オオシカ谷の底から3000メートル級の主峰赤石岳を望むとダケカンバでしょうか黄色く紅葉しているのがわかります。これからだんだんと、時に一気に紅葉シーズンが800mの里へと駆け下ります。
朝晩の冷え込みが増してまりました。お出かけの際は体温調節がしやすいレイヤー(気重ね)がおすすめです。軽めのダウンやストール、厚手の靴下をご持参いただくと快適です。特に朝晩は一気に気温が下がるため寒さに敏感な方はひと工夫してお出かけください。
また、

気温の降下に伴いカメムシが大移動を始める頃です。
右馬允は築100年の日本家屋のため、虫達の越冬に好都合な隙間がいっぱいあります。
そこで彼らは越冬の為に家の中に入ってきます。
自然のサイクル上、一般的なイベントです。

申し訳ありませんが、カメムシたちとの相部屋は避けられない状態の季節の入りますので予めご了承ください。
(カメムシの大移動シーズンはおおむね10月から11月)

「虫が極端に苦手な方」はこの時期のご利用を避けていただくのが無難です。

右馬允は「大地は私たちに属しているわけではない、私たちが大地に属している」の理念に賛同しています。右馬允では駆除用のガムテープの貸し出しはおこなっておりません。

カメムシ君から今年も手紙が届いています。

~カメムシ君からの手紙~

こんにちは。ようこそ! 信州 右馬允へ。

あなたがこのお部屋で見かけるぼくたち、
カメムシたちの多くは「クサギカメムシ」という種類です。
現在、ぼくたちは冬を越すために、大移動の最中です。
右馬允のような古い日本家屋は隙間がいたるところにあるので、入りやすいのです。
あなたの滞在中、これでもかってくらい、
いろいろな所でぼくたちを見つけてしまうかもしれません。
けれど、こわがらないで。
ぼくらは、ただ移動しているだけなんだ。また春が来たら外にでていくよ。
だから、つかまえようとせず、そっとしておいてくれると嬉しいな。
もし、あなたが力づくでつかまえようとすると、
臭い液を体から出してお部屋が臭くなっちゃうかもしれないよ。
虫が苦手なひとはぼくたちを外につまみ出そうとするけれど、仲間はたくさんいるんだ。
この季節は、ぼくたちを空気と同じような存在として感じてもらえるとうれしいな。
ほら、空気はつかまえて外に出したりしないように、ただそこにあるだけなんだ。
このオオシカ谷にはたくさんのいろいろな生き物たちがいるよ。
みんなそれぞれが、ここで生きていく力を前の世代から受け継いでいるんだ。
そんなチカラを感じていってほしいな。

【季節の色】旬の美しい野菜たち

オオシカ谷のみやましい(※)農家の人たちの圃場で秋のお野菜たちが続々と収穫でき始めました。春菊、水菜、蕪・・・鍋物の季節がやって参りました。「いつでも送っていいよ大作戦in大鹿」では、そんな鍋の季節を応援する食材の数々を現在個配中です!


※みやましい:当地の方言で「きちんとした」の意味

【農事】小豆の収穫をしました

今年は豆の醸成がはやく、自豆の中尾早生もきれいに葉を黄色くさせています。小豆も実がいったので千鶴さんと小豆の鞘を収穫しました。サルの被害に遭わないかを心配して軒下に置くのにも注意を払います。