明日の雨予報を聞き、気になっていた豆の収穫を千鶴さんとおこないました。大鹿村の自豆は、平成中尾早生と言います。
左手には軍手をし、右手は素手で剪定鋏で切ったり藁で縛ったりするために感覚を優先させます。その代わり、傷だらけになって豆の収穫のあとはしばらく水仕事に顔がゆがみます。10時ごろから始め、なんとかお昼には終了となりました。
お昼と昼寝を挟んで、今度はタマネギ畑に立ちます。
千鶴さんが、主に景観のため美しさと合理性をたずさえて下書きの畝を引き、若者のあたしが深く畝を引いていきます。明日は筋肉痛間違いなしです。
よく働きました。明日は癒しの雨の日です。
月別アーカイブ: 2022年10月
【お知らせ】秋の宿泊予約の傾向について
山ではクリタケ、シモフリシメジ、ムキタケなど晩秋のキノコを見かけるようになりました。おかげさまで2022年のキノコ祭りも終盤に差し掛かりました。
右馬允のご宿泊の予約はご利用日の3か月前から承ります。例年秋は早めに埋まっていく傾向にあります。早めにご予定をおたてください。
2023年9月10月の秋のキノコ料理のご宿泊のご予約受付は2023年7月8月から承ります。
★最大6名 2組様限定の宿★お夕食 18::00~一斉スタート
★11月のご予約承ります。お部屋の空き情報はこちらからご参照ください。
※11月11日はおかげさまで満室となりました。
【収穫】唐辛子
ひときわ鮮やかな赤が農家の軒下に吊るされています。唐辛子の収穫です。
来月に入ればそろそろ 野沢菜漬け、沢庵仕込みの始まりです。
唐辛子の出番です!
【空室情報】11月の空室情報
朝晩の冷え込みが増して参りました。
現在庭の黄色のもみじが見ごろを迎えています。うまのじょうの玄関屋根に自生したヒヨドリジョウゴがだんだんと赤く色づいてまいりました。赤石岳は先日初冠雪が観測され前衛の山々の紅葉が楽しめる頃です。
うまのじょうの庭のもみじの赤い紅葉は11月10日前後が毎年見ごろを迎えます。お食事は晩秋のキノコのお料理となっております。
お出かけの際は、暖かくしてお出かけください。
★11月の空き情報★
11月11日 1組4名様までご利用可
11月14日 1組5名様までご利用可
11月17日 1組2名様までご利用可
11月26日 1組3名様までご利用可能
【ご予約・お問い合わせ】
右馬允 0265-39-2037 まで
※日中は食材調達の関係上、お電話を受けずらい場合があります。予めご了承ください。
※午前7:00~10:00および午後15:00以降が比較的応答しやすいです。大変恐れ入りますがよろしくお願いいたします。
★初めてご利用のお客様へ★
右馬允は1日2組様限定のお料理の宿です。右馬允は谷深い山の懐にあります。時間の余裕をもってご利用くさい。築100年の古民家の風情と地元の旬の食材をつかったお料理をお楽しみいただけます。季節の食材は、河や深山に分け入り調理人、スタッフ自ら自家調達してきます。器の多くは、前島家に代々伝わるものを利用しています。
【施設共有部に関して】
お部屋は、1階と2階がありますが、お風呂とお手洗いは1階となります。御足や体調にご心配がある方はご予約時にご相談ください。
【お食事について】
夕食 18:00~ 一斉スタート
朝食 7:30~
お時間になりましたら、お食事処にてご利用ください。
ご利用は約2時間程度となります。それ以降のご歓談は各お部屋にてお願いいたします。
【蟲暦】庭のいもむし
庭のサラシナショウマの種の間にヨトウガいもむし発見
暫定 ムラサキツマキリヨトウ
一般的にはシダ食のはずだけれどなぜかサラシナショウマの果実体の間にいる。
寒さをしのいでいるのだろうか。
【季節のお便り】カメムシの大移動中
庭の黄色のもみじが一晩一晩 色づいていきます。
寒さを重ねるたびに紅葉は進み、
生き物たちの冬支度も始まるのです。
気温の降下に伴いカメムシが移動しています。
右馬允は築100年の日本家屋のため、虫達の越冬に好都合な隙間がいっぱいあります。
そこで彼らは越冬の為に家の中に入ってきます。
自然のサイクル上、一般的なイベントです。
申し訳ありませんが、カメムシたちとの相部屋は避けられない状態の季節に入りますので予めご了承ください。
(カメムシの大移動シーズンはおおむね10月から11月)
「虫が極端に苦手な方」はこの時期のご利用を避けていただくのが無難です。
右馬允は「大地は私たちに属しているわけではない、私たちが大地に属している」の理念に賛同しています。右馬允では駆除用のガムテープの貸し出しはおこなっておりません。
カメムシ君からの手紙が届いています。
~カメムシ君からの手紙~
こんにちは。ようこそ! 信州 右馬允へ。
あなたがこのお部屋で見かけるぼくたち、
カメムシたちの多くは「クサギカメムシ」という種類です。
現在、ぼくたちは冬を越すために、大移動の最中です。
右馬允のような古い日本家屋は隙間がいたるところにあるので、入りやすいのです。
あなたの滞在中、これでもかってくらい、
いろいろな所でぼくたちを見つけてしまうかもしれません。
けれど、こわがらないで。
ぼくらは、ただ移動しているだけなんだ。また春が来たら外にでていくよ。
だから、つかまえようとせず、そっとしておいてくれると嬉しいな。
もし、あなたが力づくでつかまえようとすると、
臭い液を体から出してお部屋が臭くなっちゃうかもしれないよ。
虫が苦手なひとはぼくたちを外につまみ出そうとするけれど、仲間はたくさんいるんだ。
この季節は、ぼくたちを空気と同じような存在として感じてもらえるとうれしいな。
ほら、空気はつかまえて外に出したりしないように、ただそこにあるだけなんだ。
このオオシカ谷にはたくさんのいろいろな生き物たちがいるよ。
みんなそれぞれが、ここで生きていく力を前の世代から受け継いでいるんだ。
そんなチカラを感じていってほしいな。
【蟲暦】ウスムラサキイラガ
今季 4匹目のウスムラサキイラガのイモムシを拾った。
私の虫籠の中には4匹のウスムラサキイラガが葉っぱの裏などで蛹化している。
通称 ずんだ餅の妖精。
蛹は黒っぽく、とてもあのきれいなイモムシがそうなると思えない様相だ。
【収穫】小豆
11日、千鶴さんと植えた小豆の収穫をしました。
茶色くなっているさやだけを収穫していきます。
2時間と少しかかりました。
翌日、右肩の調子が悪くなっているのがすぐにわかりました。
13日、日当たりのいいところに小豆が干してあります。
千鶴さんがさやから出して、水ヨロゲ(選別作業)をして天日干しにしてあります。あとは細かくさらに手作業で選別していきます。
収穫も大変でしたが、とても根気のいる作業です。
小豆の尊さを感じいる秋の夕暮れ。
【お知らせ】12月の臨時休業と冬季休業についてのお知らせ
日頃は右馬允をご利用いただき誠にありがとうございます。
12月の臨時休業と冬季休業についてのお知らせです。
誠に勝手ながら以下の日程で臨時休業いたします。
12月の臨時休業期間 12月5日~26日まで
12月の営業日 12月1日~4日、12月27日(本来定休日ですが年末につき営業いたします)~1月3日
★現在、年末、年始3日までは宿泊のご予約承っております。
また、1月4日より3月17日まで冬季休業となります。
ただし2022年10月11日現在事前のご予約はその限りではありません。
★2024年より
1月4日から3月いっぱい休業させていただくことになりました。
大変ご迷惑をおかけいたしますが よろしくお願いいたします。
2023年より価格改訂がございます。詳細はこちらからご覧ください。
【意見】鳶が巣沢環境対策事業 地権者意見を公表いたします。
小渋川上流左岸の崩壊地 鳶が巣沢の環境対策事業について村から説明を受けました。目的は、リニアの残土の有効活用と崩壊地の景観保全です。
整備計画後、道路の使用許可を求められ先日説明をうけました。
盛り土計画においては主に10月7日付で以下の質問をしました。
また10月11日19:00から
行われる住民説明会にむけて地権者及び村民意見を事前に村へ送付しました。
〇 質問事項
(1)本件事業の計画の発案者はどなたでしょうか。
また、開催された会議の日付、名称はいただいた資料で確認できますが、各会議で、どのような資料に基づき、どのような議論がされたのか、議事録ないし出席者から出た発言をご開示ください。
(2)先日の協議では、「昭和29年から計画があった」ということですが、小渋川全体の治山・治水の計画があるか否か(有れば資料もご提供ください。)、全体的な計画があるのであれば、その中で、鳶が巣沢の計画は、どの程度の優先度に位置づけられていたのか、ご回答ください。
(3)地震によって崩落した場合でも土砂の堆積は13%ほどと予想されていますが、盛り土のみの崩落を前提としたシミュレーションに見えます。実際には鳶が巣沢の土砂の崩落も加わるはずですが、そのシミュレーションはされているでしょうか?
(4)小渋川左岸で鳶が巣の上流側で隣接している箇所が、ここ数年地滑りを起こしています。本件事業の施工及び施工後も影響を与えうるもので、地質調査や同時に対策を取らないといけない箇所の地滑りと考えていますが、調査はされたでしょうか。この箇所の影響についてはどのように予測されているでしょうか。また対策は取られるのでしょうか。
(5)JRとの契約では、リニア工事が終了後、原状回復の上、地権者らに対象土地が返還されることとなっておりますが、貴村の申出は、今後永続的に、対象土地上の舗装を維持し、舗装を撤去することは考えていないということでしょうか。
〇地権者意見はこちらからご覧ください。