月別アーカイブ: 2024年7月

【庭の花暦】ウバユリ

今年は、草刈りを免れた個体が多く、この時期すっと伸びた茎がひと際 

印象的なウバユリです。

しばらくすると花芽は放射状に開いてゆき

やがて花を咲かせます。

ヤマユリほどの華やかさはありませんが

形態におもしろさを感じます。

【7月のリフレクション】ヤマユリが誘う夏のゆうべ

7月10日から咲き始めたヤマユリも終盤を迎えました。

今年は思わず、夏キノコが旺盛な年となりました。
雰囲気としては初秋のような感じでキノコの種類が豊富だった印象です。

さて、これから暫く秋のキノコとの端境期が暫くつづくので、右馬允の季節のお料理は「夏野菜と渓流魚」となります。

例年どおり季節がすすめば9月から秋のキノコが収穫できるようになります。

しかし昨年は暑さが長引き、キノコが収穫でき始めたのは9月下旬、松茸は10月10日過ぎでした。

年によって全く異なる推移を見せるのもまた自然の面白さでもあります。

さて今年はどんな年になるのでしょうか。

大変恐れ入りますが、9月・10月のお部屋の空きはすでに残りわずかとなっております。

お電話にてお問い合わせください。

※写真は季節の特別コース「鮎のお料理」のお食事一例となります。

天然キノコにむせぶ鮎の炊き込みごはん

【自然観察】スミナガシ 羽化

カヤで一緒に生活を送っていたスミナガシが羽化しました。

食事として排泄物を好むので

手を差し出すとなんなく手から腕へと移動し

暫く 汗を召し上がっているような素振りを見せていました。

その間にカヤから外に出てしばらく腕の上にいましたが

すばやい羽ばたきで

自然界に旅だっていきました。

【自然観察】スミナガシの蛹

アワブキの木の下で暫く見上げる。
幼虫探索には時期的にはやや遅めなので、蛹探索。
ビンゴ。
スミナガシの蛹を見つけた。
虫食いのデザインを採用した蛹は何回見ても興奮する。
昨年飼育した蛹からは結局、寄生蜂の蛹しか出てこなかったので
今年はかやのなかで一緒に過ごして最後まで羽化を見届けたい。

【農事日記】じゃがいもの収穫をしました

日中を避けて早朝に千鶴さんの畑でじゃがいも堀りをしました。

収穫は喜びでもあり、力仕事でもあります。

今日は3人掛かりでやりました。3月の中ごろに植えたきたあかりは立派に育ってずっしりと重たいコンテナを運ぶと実感。

コンテナが足りなくなって納屋と畑をいったりきたりしました。

5時半から始めて取り入れは7時には終了。

サイズごとに選別する作業は千鶴さんにおまかせしたのでした。

千鶴じゃがいもはいつでも送っていいよリターンズで発送している他、

8月の右馬允のお料理でも取り扱っております。

【自然観察】サクラケンモン

ズボンの裾にみなれないイモムシを発見。

ハンドブックで検索をかけたところサクラケンモン。

小振りながらも明るい緑と背中の模様のコントラストが美しいイモムシ。

翌朝、キレイな緑色は赤っぽくなっていました。

どうやら蛹化寸前で変色するようです。

食草の庭の桜の木に預けました。

【リニアNoThankyou】リニア沿線飯田市座光寺の様子

所用で飯田市座光寺に出掛けた。

以前、宅地と農地が混在していた天竜川沿いの飯田市座光寺では家の土台を残し、草地が広がっていた。

リニア長野県駅建設に伴う立ち退き、リニア長野県駅周辺開発に伴う立ち退き、この両方で飯田市は一般住宅が約190戸、事業所が約100戸移転対象となっているがその立ち退き地域にあたるのが飯田市座光寺だ。

JR東海が2027年の開業を断念した今、早急に移転を迫る必要はあったのだろうか。

【自然観察】フクラスズメ

石けん草こと、アカソを食べているフクラスズメを発見。

この時期はまだかわいらしいサイズだが、8月、9月ともなれば大型の派手な配色際立つイモムシになる。

動きも派手で刺激を加えると頭をイヤイヤ、高速でふるよ。

時にイラクサ科の群落を食べ尽くし、次の食事場所を探しに移動することろでひと目につく事もあるけれど、毒はありませんので見かけても安心してね。