カテゴリー別アーカイブ: オオシカ谷の昆虫

みんな、帰ってきたよ

夜、玄関の光に集まってくる彼らに目が離せない季節になってまいりました。

今年は、しょっぱなからサイケデリックなぐるぐる模様が特徴のイボタガ(成虫)に会えて興奮。初めましてこんにちはでした。
こっくりとした茶色にきれいなブルーの水玉、その中には白いブーメラン状の模様のエゾヨツメ。

日中、館内の掃除の時は、日の当たらないドアの裏に注目。
ベニスズメ、ゴマケンモン、シャチホコガの一種だろうか横顔が独特。

みんな、帰ってきたよ。

来村の際は、
大鹿村でしか体験できない少し深い楽しみ方をそれぞれ
探してみて下さい。

ヒカル 草かげのイノチ

蛍光グリーンのふさふさの毛に身を包んだクスサンが、
雨梅雨と一緒に大地に落ちる。
終齢のぶりぶりちゃんを見つけたら、そっと草陰に隠してあげよう。
家のひとに見つかったら大変! 即座に、踏みつぶされちゃうから。

右馬允の玄関に続く階段の石垣にはっているツタには今年もトビイロトラガ。
白と黒の複雑な模様の中にオレンジ色を配する、キレイなイモムシ。

道を挟んだ石垣のスイカズラには、茶色のモップようなオビガ。
刺激を加えるとぶんぶん頭とお尻を振る。今年は白い色の固体が目につく。

いろいろな形と色をもった彼らに、
どれだけの生態進化の軌跡が凝らされているのでしょうか。
わたしには彼らのもっている
エネルギーがヒカリのように私に見えるのです。

シャチホコガ

20150623_photo01ミズキの葉っぱの裏で素敵に反っていらっしゃる
シャチホコガを発見。

お城の屋根についているシャチホコそのもの。
見る人の文化性により、さまざまな物に見えるらしい。
反ったところをお尻の方から見れば、カニのよう。
ヨガをする人には、ラージャカポタァサナ(和名は「鳩の王様」/ヨガのポーズの名前)・・・憧れます。
英名はロブスターモス、なるほど、エビにも見える。

彼は奇態世界の金字塔。

苔のかいじゅう

20150620_photo01かっこいいイモムシを見つけてしまった。

「苔のかいじゅう」のように見える彼はなんだか、もの静か。
土色のボディにランダムなトゲトゲを配する。
写真では確認がむづかしいが突起の根元にエメラルドグリーンの粒が見える。
か、かっこいい・・・・・・。

ヤガの一種と思われるが、手もとの図鑑での同定はできなかった。

飼ってみようとおもう。

玄関にいたので、何をたべているのか分からないが、その辺の苔と、栗の葉を与えて虫籠にいれておく。

ハードでロックのあのこの今

20150522_photo01あんなにハードでロックだったあのこは今日、
優雅な雰囲気に身を包んだチョウになりました。
まだ羽を乾かしているので羽の景色をじっくり観察することができます。
秋のアケビの色彩をイメージするような、うすいムラサキとグリーンの何とも言えない夢のような色彩・・・
初夏の野を彩ってくれることでしょう。いってらっしゃい!

ハードでロックなあのこ

漆黒のボディ―にオレンジ色のスパイキーなトゲトゲ。
樹林近くで普通にみられるタテハチョウの仲間、メスグロヒョウモンだ。
スミレ科によく付いているのを見るのだけれど、このコは庭のハナウドを食べていた。ちょっとかわり種。
見つけた時は終齢のぶりぶり。
1日、2日すると蛹に変身っ!

この甲冑を思わせるような重厚な姿。
そして背部には水銀を垂らしたようなアクセントが目を引く。
タテハチョウの仲間はみんな、御洒落だなとおもう。
金属だったら化学に応用できなものかとちょっと調べてみると、金属質ではなく、中身が透け、光の干渉作用で輝いているようにみえるのだという。
シースルーの季節・・・トレンドをいっている樹林のオシャレリーダー。

わたしのスプリング・エフェメラル

「スプリング・エフェメラル」は、日本語では「春の植物」という。
エフェメラルは「一日だけの命」「儚い」「短命な」といった意味の形容詞。
直訳すると「春の儚い命」となるが、「春の妖精」と意訳するひともいる。
この「スプリング・エフェメラル」にはユリ科やキンポウゲ科の植物が多く、カタクリなどがその代表格だ。右馬允の庭にも何種類かは可憐に花を咲かせている。

「妖精」という意訳のイメージだと個人的には、暖かくなって夜に飛び交う蛾たちがさながら私の「スプリング・エフェメラル」だ。
朝、窓辺に憩う蛾を眺めると、イモムシの形状はだいたいイメージがつくのだが名前が出てこない。
今年もイモムシと蛾を巡る旅が始まる。

ススキのウサギ

知り合いのチョウ屋さんから「育ててみるか」とイモムシをいただいた。
ススキを食べるウサギ。。。
か、かわいい、、、。
一匹はもうすぐ蛹になりそう。

ジャノメチョウのクロコノマチョウだ。
北と南で分布を拡大しつつあるチョウで、大鹿村ではかつてはみられなかった種類。

秋蚕の飼育がスタートしています

村一軒の養蚕農家 紙谷正さんのお宅では秋蚕の飼育がスタートしています。
桑付けをしてから今日で3日目。
一部のお蚕様は顔をあげて静止しています。そろそろ眠りそうです。

いつでも送っていいよ大作戦in大鹿」では、養蚕見学ツアーを随時行っています。
今月、20日ごろまでで、とりあえず今年の見学ツアーは終了となります。そ
れまでに来村の機会がありましたら、御予定においれください。
お問い合わせはお気軽に itsudemo.daisakusen@gmail.comまでどうぞ。