日本ジオパーク大会 大鹿村コースツアーが開催されました

貴重な地形や地質が見られる日本ジオパークの第5回全国大会は、「南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク」を構成する伊那市、飯田市、下伊那郡大鹿村、諏訪郡富士見町の見どころを巡るツアーを行いました。

思わず手をひろげて深呼吸したくなるような青空が広がりました。
絶好のフィールドワーク日より。
村内の絶景スポット、夕立神パノラマ公園では、赤石山脈、木曽山脈がくっきり。遠くの槍ヶ岳まで見渡せました。今回ツアーに参加された方は総勢約30名あまり。北は北海道、西は高知県、愛媛県といった御顔ぶれ。全国のジオ関係者の熱心ぶりに関心させられました。
地質学に魅せられた方たちにとって南アルプスの中央構造線エリアは「聖地」とのこと。

ふだん当たり前にあるその景色や見えるものを外からの眼で評価していただくことは尊いことです。

及ばずながら、大鹿村のコースツアーガイドを務めさせていただきました。
地質の専門的なことは分かる方にお任せして、主に生活者としての「地質境界」の活用や村の歴史、民俗的なお話をさせていただきました。

参加された皆さんが河原で落ちている石を興味深くご覧になっているのが印象的でした。
一番人気だったのが石灰岩です。
大鹿村の谷はいろんな石の種類が見られるとは聞いていましたが、皆さんの興奮ぶりに嬉しくなりました。
ここでもやはり、村の多様性の充実ぶりを感じました。

ツアー後半はご要望にお応えして、予定を変更。
塩の里でお買いもの時間と、10月に行われる秋の歌舞伎会場の見学を組み入れました。

地球の営み(地形)は地域と地域を結び、人と人を交流させ、文化を醸します。
そのプロセスが残る場所「大鹿村」を実感しています。
今後そんな「大鹿村」をどのように演出していくと面白いのか、いいテーマをいただきました。
貴重な経験をさせていただきました。
ありがとうございました。