月別アーカイブ: 2016年2月

銀座長野でイベントが開催されました

「銀座長野 NAGANO」で「大鹿ジビエとワインが巡り愛」が開催されました。

午前中は大鹿村の歌舞伎役者と交流ができ、午後は2回に分けて大鹿ジビエと長野県産ワインが楽しめるビュッフェ形式のイベント。
これまで村の観光協会主導で何回か出展させていただいています。

東京でそれぞれ研修中の前島3姉弟も参戦させていただき、大鹿村のPRに励みました。

応援に駆け付けてくださった皆様、ありがとうござました。

ジビエの美味しさや長野県産ワインの魅力にも一歩踏み込んでいただけたのではないでしょうか。

春、また大鹿の地でお待ち申し上げます。

七年に一度の大祭 御柱祭りへのお誘い ~ 一緒に御柱を曳いてみませんか? ~

20160227_photo01今年は7年に一度の御柱のお祭りです。

4月は村内4カ所で行われます。

御柱と言えば諏訪大社の勇壮なお祭りのイメージですが、
大鹿村の御柱は和やかに行われます。

男女問わずご参加いただけます。

7年に1度のお祭りです。御柱をいっしょに曳いてみませんか?

日程は以下。いずれの週末の開催となります。

詳しい内容は大鹿村観光協会(TEL:0265-39-2029)にお問い合わせください。

【日程】
4月9日 市場神社
4月10日 大磧神社
4月17日 葦原神社(諏訪大社元社)
4月24日 野々宮神社

鹿ハムを仕込みました

冬はジビエ(山のお肉の意)の季節です。

調理人・ソムリエの允(まこと)が鹿ハムを仕込み中です。

初めて!2年ものの作製に挑みます。肉が熟成するようにコーティングする脂も鹿のお尻の脂から抽出しました。

最近はまっているオーガニックワインといただくのが今から楽しみです♪

2年・・・長いようで、あっという間なのでしょう。待ちましょう!

「大鹿の100年先を育む会」 平成27年度の総会を実施

「大鹿の100年先を育む会」は、平成27年度の総会を実施しました。

各活動報告は、追ってHPに掲載します。

◆2月19日の議事録はこちら

◆「大鹿の100年先を育む会」は次年度会員を募集しています。

「大鹿村から遠くに住んでいるけど、村を訪れたときは活動に何らかの形で関わってみたい」
「活動に参加するのは難しいけど応援したい、情報共有したい」
など、大鹿在住ではない志のあるあなたの入会も歓迎しています。

手続きなど詳しくは下記までお問い合わせください。
追ってご連絡を差し上げます。

事務局:oshika100nen@gmail.com (前島・山根)

◆平成28年度の主な活動予定 

・「リニア検証部」
・「トイレの会」(村内のトイレのボランティア清掃をしています)
・「植生調査」(大鹿村の山、渓谷に分け入って自然を楽しみます)
・「西方見聞録」
・「100年前の大鹿を知る会」

※ 会の活動は会員個々の主体性をもって活動とするため随時、内容は更新、変更されます。タイムリーな活動日程はメーリングリスト、ファクスで共有をはかっています。ご興味のある方は、入会をお勧めします。

◆平成28年度の役員は以下

代表:伊東直子
副代表:元吉広美
会計:谷口文子
監査:前島久美
事務局:山根沙姫/前島久美

よろしくお願いいたします。

東京・多摩地区にお住いの皆様へ 「パネル展・お話しスライドショー開催のお知らせ」

山梨県リニア実験線延伸工事の様子 宗像充(撮影)

山梨県リニア実験線延伸工事の様子 宗像充(撮影)

リニアが壊す南アルプスと題して
国立でパネル展、お話しスライドショーをさせていただきます。
お近くにお住いの方は是非お出かけください。以下告知文より

本州で唯一、道路やトンネルなど、横断する人工物のなかった南アルプス。
「みんなの財産」国立公園で、その山深さに多くの登山者に愛されてきました。
一昨年、自然と人間の共生を掲げる、「ユネスコ・エコパーク」にも登録されました。

そこに闖入してきたJR東海のリニア新幹線計画。
南アルプスのどてっ腹に穴を開け、
掘り出した残土で谷は埋まり、
トンネルからの水抜けで大井川や周辺河川は枯れます。
10年間以上南アルプスが工事プラントに。
希少な動植物と麓の人々の生活を危機に陥れるとてつもない自然破壊なのに、
アセスも終わり、昨年、山梨県側で工事が開始(大成建設が施行)。
長野側の施行業者も決まりました(鹿島建設)。
ところが地元紙は「工期の遅れ」を報じています。

大阪まで1時間で行けるからって、だから何なんでしょう。

「プロジェクトX」はもうたくさんです。

地震と原発後の世界をつくるために、ユネスコエコパークの掲げる「人と自然のいい関係」を
地域で、都市で、そしてその間でどう築けるのか、ともに考えましょう。

あなたの未来にリニアは必要ですか?

■パネル展 3月12日(土)~19日(土)
撮影・構成:宗像 充 南アルプス~保護と開発~
撮影・エッセイ:前島 久美 「南アルプスの自然」~南信州大鹿村より~

■お話とスライド 3月19日(土)午後7時~午後9時 参加費500円
前島久美(写真家、大鹿の100年先を育む会)「南アルプスの自然~南信州大鹿村より」
宗像充(ライター、リニア新幹線を考える登山者の会)「自然破壊推進企業・JR東海の横顔」

くにたち・カフェひょうたん島にて開催
水曜定休・昼ごろ~午後9時営業、東京都国立市富士見台1-4-4
国立市大学通り東側、国立高校前バス停下車目の前。
JR国立駅から徒歩15分、JR谷保駅から徒歩5分
ブログ「カフェひょうたん島とくにたち町」
http://cafehyotanjima.seesaa.net/

主催 カフェひょうたん島・リニア新幹線を考える登山者の会・府中萬歩記
問い合せ 042-576-9960(カフェ・ひょうたん島) 
tozansyarinia@gmail.com

天然岩魚 入荷

オオシカ谷の渓谷でつってきた岩魚でおもてなし。

この季節は脂がのっていて、時期ならではの味わい。

スモークにしたり、焼いたり、蒸したり。

食材から調達すると造る楽しみも上がります。

おいしく召し上がっていただければ幸いです。

話題のミニコミ誌「並木道」新刊入荷!

20160214_photo01東京都@くにたち発!のミニコミ誌「並木道」最新号が入荷しました。
表紙はかわいいけど、中身はぴりりと辛い!
巷で話題のミニコミ誌です。信州では唯一!右馬允でご購入いただけます。
大鹿からお届けしてる「伊那谷スケッチ」では、5日に行われたリニア対策委員会について取り上げています。1冊 100円。

「並木道」は、国立市内で発行のミニコミです。
そもそもは、国立市の大学通りの高層マンションの住民運動のなかで2002年に始まりました。
メンバーの関心が広がり自主運営をしています。

「ミニコミ」は、マスコミと違って様々な問題や生活課題に直面している人が当事者の立場から発信しています。
「これを伝えたい!」という思いや、意思があります。
マスコミからは伝わってこない情報が「並木道」にはあります。

「並木道」は完全カンパ・投げ銭方式で運営されています。
ご協力をお願い致します。

最新号以前の号もございます。
ご興味おありの方は右馬允スタッフにお声掛けください。

編集・出版:並木道の会

地元紙も懸念 リニア計画

今日の信濃毎日新聞の「斜面」欄でリニア計画が取り上げられています。

閲覧はこちら

– 斜面 –

大鹿村は南アルプス赤石岳への登山口である。英国人宣教師ウォルター・ウェストンは1892(明治25)年8月に訪れた。登山前に泊まった宿の主人を後に著書で紹介している。まれに見る紳士だった、と
   ◆
隔絶された山奥の村は旅人を温かく迎えた。300年続く大鹿歌舞伎に息づいているもてなしの心だ。その穏やかな人口千人余の村を巨大プロジェクトが揺さぶっている。リニア計画である。南アルプスを貫通するトンネル工事の長野側の掘削口が大鹿だ
   ◆
15人ほどの集落、釜沢地区には坑口や工事用ヤードが設けられ、工事が始まれば大型車両が頻繁に入る。赤石岳に源を発する小渋川には長さ約170メートルの橋が地上から60~70メートルの高さに架けられる。環境や景観、何より静穏な暮らしを守れそうにない…。住民の不安や心配は切実だ
   ◆
JR東海は住民の声に十分応えてきたのか。工事用車両が通る道路の改良は後回しになった。要望が出ていた小渋川の橋の地中化も受け入れていない。上蔵(わぞ)地区では住民が心のよりどころにする福徳寺(重要文化財)の脇を工事車両が行き交うことになる
   ◆
電車が発車時刻を過ぎたり満員になったりして乗客を全員乗せずに発車する。それになぞらえ論議を尽くさずに実行に移すことを「見切り発車」という。国家的事業だからと先を急ぐあまりに村の誇りや幸せを置き去りにしてはいけない。