月別アーカイブ: 2019年1月

【自然観察】チャバネフユエダシャク発見!

西日本の海沿いのトレッキングコースを歩く機会があった。
途中、太平洋が見渡せる高台に楠があり、それに登ろうとしたら
彼女に出会うことができた。
手をかけたところにいたのだった。潰さなくてよかった。

チャバネフユエダシャク(暫定)のメスの成虫だ!

図鑑でみた、あの白黒のホルスタイン形!
羽は退化してない。

大鹿村でもよく冬枯れたコナラの林を
探してみたけれど、雄はいるのにメスは発見できないままでいた。

なんと、西の国で思わぬ遭遇。
ひとり、ひっくり返りそうになりながら興奮が絶頂に達した瞬間だった。

小正月行事 どんど焼き

今日は、小正月行事 どんど焼きが各集落でおこなわれました。
上蔵地区では、朝9時にどんとを作り上げ、2時に点火をしました。

この恒例の行事は、集落ごとにどんとに造形の個性がでるところがポイントです。
上蔵のどんど焼きに参加して2年目ですが、
各戸から出された正月飾りをばらしてまた別々にまとめて飾るところが
上蔵スタイルです。統一感があって美しく感じます。

大鹿村観光として、「毎年1カ所づつどんど焼きを巡る」といのも味わい深い旅になるかもしれません。

大寒の風景作り 凍み大根

寒冷地の保存食 凍み大根作りを慣行しました。

今日はこの冬一番の冷え込み。
大鍋を火にかけて、大根を湯がき、冷水で灰汁抜きをして
穴をあけ、藁に通して軒下につるす、という作業を1日繰り返しました。
日中は太陽のおかげて無理なく作業ができました。
今年はちょっと多めの仕込みになったので日が落ちてやっと
ノルマを達成することが出来ました。

右馬允の軒下の1月の風景をお楽しみください。

お陰さまで今年も濱中千鶴さんの助けあって
風景造形師の責任を果たすことが出来ました。

1月の季節のおまけはミゾゴイマ米

いつでも送っていいよ大作戦in大鹿」では、市場に出回らないもったいないオオシカ谷のお野菜をお届けしています。
1月大根、白菜等越冬野菜を中心におたのしみの小正月の伝統食をお届け中。
また、もったいない野菜と一緒にお届けする「季節のおまけシリーズ」では、
自然からの恵みをちょこっとお裾分けしています。
1月は「大鹿ミゾゴイ米」シリーズから
コシヒカリ、もしくは古代米の一種のみどり米をお届けしています。
大作戦は1月16日までの発送をもって一時休戦いたします。
また野菜が育ち始める5月〜6月ごろ再戦させていただきます。
当企画ではあなたからの参戦をお待ちしています。

※大鹿ミゾゴイ米とは・・・・
ミゾゴイは世界中に1000羽といわれる絶滅危惧種Ⅱ類の鳥で、子育ては日本でしか確認されていません。この貴重な渡り鳥が、毎年夏には東南アジアからこの大鹿村にもやってきます。2017年まで複数のミゾゴイが確認されてきました。渡りの季節がちょうど田植えの時期からかこの辺りでは昔から「田の神様」としてあがめられています。
また「えぼーえぼー」という独特な鳴き声から大鹿村では「うなりどり」とも呼ばれています。
 私達が育てたお米は「コシヒカリ」です。4月、籾から育て、手植えをし、無農薬で化学肥料を使わずに育て、秋に鎌で稲を刈り入れ、はざかけをしました。ミゾゴイは、「里山」と言われる環境を好んでやってきます。ところが、私達の暮らす上蔵(わぞ)地区では2016年からリニア工事が始まり、2018年、昨年まで見かけたミゾゴイが確認できていません。農業や酪農によって循環する命のある環境が、ミゾゴイにとって子育てをするのに最適な場所なのです。リニアに依存することなく、私達の米作りはミゾゴイとともに上蔵の風景を育んでいます。

謹賀新年 2019

新年あけましておめでとうございます。
本年も大鹿村でお待ち申し上げます。

右馬允のお正月料理は3日までです。
信州・右馬允のお正月料理をお楽しみください。

冬期(〜3月)は、ご宿泊(1泊2食付き)のみの営業となります。

よろしくお願いいたします。