寒冷地の保存食「凍み大根」作りをして約10日あまり。
だんだんと乾いてきた。
20日現在、千鶴さんちに吊るした凍み大根はこんな感じ。
月別アーカイブ: 2019年1月
【自然観察】チャバネフユエダシャク発見!
小正月行事 どんど焼き
大寒の風景作り 凍み大根
1月の季節のおまけはミゾゴイマ米
「いつでも送っていいよ大作戦in大鹿」では、市場に出回らないもったいないオオシカ谷のお野菜をお届けしています。
1月大根、白菜等越冬野菜を中心におたのしみの小正月の伝統食をお届け中。
また、もったいない野菜と一緒にお届けする「季節のおまけシリーズ」では、
自然からの恵みをちょこっとお裾分けしています。
1月は「大鹿ミゾゴイ米」シリーズから
コシヒカリ、もしくは古代米の一種のみどり米をお届けしています。
大作戦は1月16日までの発送をもって一時休戦いたします。
また野菜が育ち始める5月〜6月ごろ再戦させていただきます。
当企画ではあなたからの参戦をお待ちしています。
※大鹿ミゾゴイ米とは・・・・
ミゾゴイは世界中に1000羽といわれる絶滅危惧種Ⅱ類の鳥で、子育ては日本でしか確認されていません。この貴重な渡り鳥が、毎年夏には東南アジアからこの大鹿村にもやってきます。2017年まで複数のミゾゴイが確認されてきました。渡りの季節がちょうど田植えの時期からかこの辺りでは昔から「田の神様」としてあがめられています。
また「えぼーえぼー」という独特な鳴き声から大鹿村では「うなりどり」とも呼ばれています。
私達が育てたお米は「コシヒカリ」です。4月、籾から育て、手植えをし、無農薬で化学肥料を使わずに育て、秋に鎌で稲を刈り入れ、はざかけをしました。ミゾゴイは、「里山」と言われる環境を好んでやってきます。ところが、私達の暮らす上蔵(わぞ)地区では2016年からリニア工事が始まり、2018年、昨年まで見かけたミゾゴイが確認できていません。農業や酪農によって循環する命のある環境が、ミゾゴイにとって子育てをするのに最適な場所なのです。リニアに依存することなく、私達の米作りはミゾゴイとともに上蔵の風景を育んでいます。