月別アーカイブ: 2019年2月

大鹿発・ミニコミ誌「越路(こしじ)」の10号発刊のお知らせ

大鹿の十年先を変える会」の会報 越路(こしじ)10号が発刊されました。
右馬允にて購読することができる他、年間購読の受付けも可能です。少し深く「むら」に触れてみたい方へ滞在中の余暇におすすめ。コアな情報は越路でキャッチ。

■今号のコンテンツ(今号の表紙画モデル・チャバネフユエダシャクメス成虫と幼虫)
・「むらについて 自分の頭で考えるために」 壬生 眞由美
・「都会にいながらできることを、考えています」 松井 一恵
・「説明会録画禁止に異議あり」 井澤 宏明(ジャーナリスト)
・「暮らしと仕事/仕事と暮らし」 玉木 信博
・「伊那谷スケッチ ~自然と文化を巡るふるさと再発見~ 第40回」 前島 久美
・「転がる石には苔生さず その10」 難波 広
・「ゴールデンカムイ」 大橋 奈穂子
・「たらたらと読み切り150 天井裏劇場」 宗像 充
・「とおせんぼ」(リニア情報)宗像 充

「大鹿の十年先を変える会」の理念は「自分たちのことは自分たちが決める/山と里、街と村、人と自然のいい関係/リニア新幹線失敗の早期実現」です。
「越路」は「大鹿の十年先を変える会」への完全カンパ・投げ銭方式で運営されます。
ご協力をお願い致します。

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編集・出版:大鹿の十年先を変える会
発行責任者:宗像充(長野県大鹿村大河原2208)
電話:0265-39-2067
mail:munakatami@gmail.com
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【学習会】ほんとにいるの?リニアと元号

3月23日におこなわれる学習会情報です。
大鹿の十年先を変える会」主催。
シリーズものの2回目となります。
勉強会後、交流会も企画されています。
のんびりと大鹿滞在も合わせてお楽しみください。

以下詳細

シリーズ・南アルプスから学ぶ会第2回
ほんとにいるの?リニアと元号

戦前、長野県は国策の名のもと、
満蒙開拓に約3万3000人を送り出し、その数は全国一でした。
また、皇紀2600年(1940年)の記念事業に、
長野県は南朝の宗良親王を祀る、信濃宮神社の造営に取り組みました。
戦争協力の教化運動として、延人員1万6800人の青年が
建設に動員されています。
現在、長野県と大鹿村、関係自治体は、既成同盟会を作り、
国策のリニア建設のために、住民に協力を求めています。
私たちの協力は、本当に意味があるのでしょうか。

2020年の東京オリンピック、2025年の大阪万博、そして2027年のリニア開業
「平成の終焉」とともに、
「昭和の夢」が私たちの前に振りまかれようとしています。
しかし「昭和」の間には、天皇の名のもとに日本が国を挙げて戦争を遂行し、
そのまま同じ人物が象徴として衣替えしています。
元号が法制化された1979年まで、元号に法的根拠はありませんでした。
再び私たちは天皇の名のもとに時を刻むのか、
いったいリニアとともにどんな未来を築くのか、
問われているのは主権者としての私たちです。

●日時 2019年3月23日(土)
第一部 13:30~15:30 大河原「ディアイーター」前集合
(新小渋橋の右岸側です)
大鹿村リニア現地見学会(小渋川非常口、釜沢、信濃宮等)

第二部 16:00~17:30 学習会「ほんとにいるの?リニアと元号」
お話 井上 森さん

<プロフィール>終わりにしよう天皇制!「代替わり」反対ネットワーク、立川自衛隊監視テント村。立川市の国営昭和記念公園内に建設された昭和天皇記念館の建設に反対する。2004年の自衛隊イラク派兵時に、自衛隊官舎に反戦チラシを配って逮捕された、立川・反戦ビラ弾圧事件では救援活動を中心で担う。2018年、新元号制定に反対する署名(元号いらない署名運動)に取り組む。

●場所 大鹿村、上蔵地区の集会所(大河原中心部から車で10分、駐車場は福徳寺前)

●参加費 1000円
(人数把握のため事前にご連絡くださるとうれしいです)
*学習会のみ参加の場合は500円、終了後懇親会あり
■主催 大鹿の十年先を変える会
TEL 0265-39-2067(宗像) メール munakatami@gmail.com

【散策】松川町部奈(べな)ライトなビュートレッキング

グリーンシーズンはなかなか出歩くことができないので
今のうちにご案内できそうな地元スポットを回ってデータを蓄えています。
今日の地元散策はお隣の松川町部奈へ。
大鹿村からは岩洞(がんどう)という峠道を越えていくと30分足らずで
スタート地点につくことができます。

部奈集落の中心地で以前はJAのて店舗だったところが、
今は珈琲十分(じゅっぷん)というお店になっています。
(今日はお休みでした)そこに車を止めてスタートです。

集落内に「アルプス周遊コース」だったと思うのですが
白地に青い字の看板が要所に立っていてそれをトレースして行きます。
基本的にコンクリート道路を進みます。
畑の中に前田遺跡配石遺構という縄文時代の儀式跡地がありました。
案内看板によると自然界のあらゆる精霊や祖先の霊のまつりの儀式が行われた場所だそうです。
天竜川や小渋川由来の沢山の石が配置されています。石の配置についての意味とか詳しい方と一緒に訪れたら楽しそうです。

もう梅もほころんでいます。梅畑を抜けて行くと「ビューファーム」と表示された展望台につきます。
中央アルプスの山並みと伊那谷、飯田から中川村の渡場あたりが望めるスポットです。
東屋もあるのでそこで休憩してからまた歩き始めました。
集落の中心的な神社にお参りしてそこから「日影森林コース」の看板が気になり山の尾根を通るコースを15分ほど歩き
スタート地点に戻りました。
これで部奈の集落をぐるっと一回りした感じになります。

所要時間はおおむね90分。

初心者向きお手軽なビューコースとなっています。
集落内はリンゴや柿の畑、田畑でのどかな風景の中を進みますが基本コンクリート道路です。
天竜川の高台にある集落なので
日当りも良く、南アルプスは仙丈ヶ岳と北岳やその前衛の山々、中央アルプスの山並みも楽しめます。
遺跡や古墳に興味がある方もおすすめです。

【告知】橋本でリニア報告をさせていただきます

相模原市橋本でリニア報告をさせていただきます。
テーマはリニア災害です。
リニア工事の村で起こっていること、困っていること等を共有できる機会になりそうです。

ご興味がおありの方はお出かけください。

詳細はこちら

日 時 :3月 3日 (日 )18時~20時30分
(開場 17時30分)
会 場:ソレイユさがみ セミナールーム2
(橋本駅北口 イオン6階)
資 料 代 :500円
内 容 :大鹿村からの報告 前島久美 相模原市各地域からの報告と意見交換

中央アルプス詣で

飯島町の傘(からかさ)山を目指してトレッキング。雪の中を駆け巡っている野生動物の足跡や
際立って聞こえてくる野鳥のさえずりにわくわくしました。
スタート地点から2時間ぐらいの山のようですが、後の日程があったので
1時間15分ぐらい歩いて引き返しました。
途中、空木岳、南駒、越百山が臨める絶景スポットでおしるこをいただいて下山。
思っていた以上に雪が深く、30㌢くらいの中を歩いたので
結構いい運動になりました。

登りに来られたと思われる岐阜ナンバーの男性は「思ったより雪が多い」といって引き返されたようでした。