田んぼの準備が着々と進んでいます。
村一番の現役の働き手 紙谷正さん(95)は今日も畦なみの整備に余念がありません。
里の花桃は散り際、いよいよ緑が広がりを見せる中、
畦板を掘り起こし、入れ直します。
水回りが良いように、畦の際を掘り起こしておくのがポイントです。
田んぼの準備が着々と進んでいます。
村一番の現役の働き手 紙谷正さん(95)は今日も畦なみの整備に余念がありません。
里の花桃は散り際、いよいよ緑が広がりを見せる中、
畦板を掘り起こし、入れ直します。
水回りが良いように、畦の際を掘り起こしておくのがポイントです。
4月も下旬。ちょうどこのあたりから気温も上がり始める。
ツツドリの鳴き声が林の中から聞こえてくると、初夏だなーと思う。
里の緑も山へ向かって駆け上がる。
新調した耕耘機で田んぼを起こして、畦なみも必要なところは埋め戻した。
カエルやみみずを起してしまうのは忍びない。
少なくともどうか、耕耘機で傷つけないようにと念じながら…
私は、田んぼに水を引いて、
どろんこなって代掻きをこなし、土地の改変をする作業が一番好きだ。(ちょうど、田植え前までの作業)
わくわくする。これがコメ作りのDNAなのか、と思ってみたりするが、
体感的には「狩猟系」の方が向いていると常々おもっている。
ともかく、そんな興奮する作業も、まもなくはじまる。
普段は一番後回しになってしまう作業が今年はいろいろと前倒しで進められることが良い。
今日は、薪運び。
3年くらい放置してあるカラマツの玉切りを割って、
トラックで運び込んだ。 カラマツの新緑も日に日に濃くなる。
自宅周辺の間伐をしたのが四月上旬。
いろんな枝を室内の花瓶に挿しまくって、芽吹きを楽しんだ。
いちばん固く閉ざしていた朴の芽はいよいよ緑色の葉の部分がお目見え。
明るいグリーンが目にやさしい。
少し標高高めの山を歩いていると、
木立に「うさぎ」といったシルエットをみる。
オオカメノキだ。
これからぼってりとした大きな葉を広げていき、初夏には白いあじさいのような花を咲かせる。
この時期は、葉と花芽がひょっこり出て来た頃で
それがウサギのシルエットにみえる。斜面の日当りのいい環境では少し発育が進んでいて
ちょうど新芽と新芽の間のところが
開いて、ウサギよりグレムリン化している個体がある。
右手にウサギ、左手にグレムリン。
どっちもかわいい…にやにやしながら歩く。
自家用の食材は、この時期はスーパーよりも直で野山から調達する割合が多い。
最近はまっているのは、アケビの新芽。生育環境によって、アケビの健康状態がちがうので
その辺も見極めて収穫予想するのが楽しい。
ちゃんと、秋の実の部分もいただけるように、収穫。
おひたしか、ナムルにする。
独特の苦みが、おいしい山菜。
知人に勧めると「ほろにがい、アスパラのよう」と表現した。
日本酒純米と合わせたい。もちろん、この時期は常温で。
段々と桜が散って、ハナモモが開花の時を迎えています。
カラマツの林の新緑も日に日に
そのあおみを増していきます。
午後は風が強く吹いたので
コンクリートの道脇には、ハナモモの
ピンクのストライプが作成されたのでした。
以前から噂に聞いていた「いい山」に出かけました。
中央アルプスの前衛 烏帽子岳を目指します。
伊那谷西側特徴の花崗岩の山道を踏みしめながら、
山桜の淡い色合いを楽しみます。
クロモジやツツジはまだこれから開花の模様。
つぼみがふっくら、希望的な林の中を抜けて
クマザザの林を進みます。
1600m辺りを過ぎた北側の斜面では積雪があり
軽アイゼンを装備して進みます。
9合目を過ぎて稜線付近にでると「烏帽子岩」に突き当たります。
ウオーミングアップ程度の軽い岩登りが楽しめます。
ここで老齢と思われるカモシカに遭遇!
振り返れば足下に伊那谷!
圧巻のスケールです。
後は、3分も歩けば烏帽子岳です。
帰りは小八郎岳を経由して下山。
小八郎は登山口から4、50分で登れるお手頃絶景登山です。
この日も知人が体力維持の為にピストンしていました。
毎日登っているとのこと。
松川町には「いい山」があるなあ、と実感しました。
山道は地元の有志によってしっかり整備されていて、道標もきっちり。
下山したら、どこで何を楽しめるか案内も充実しています。
駐車場にはキレイなトイレが整備されています。
松川町の自然を活用した観光業へのやる気と、
山自体のポテンシャルを大いに感じたすばらしい山行になりました。
かなりおすすめのお手軽トレッキングです。
初夏にはイワカガミやササユリが楽しめそうです。
★コースタイム★
6:30分(車)大鹿村発
8:00 鳩打峠の登山口発 (松川町)
11:20 烏帽子岳山頂
13:10 小八郎岳
14:10 鳩打峠登山口着
※コースタイムは3時間40分〜4時間となっています。
猪たちに負けじと裏の竹林でたけのこ掘り。
庭で薪を焚いて、
米ぬかと椿で灰汁抜き。 新鮮なうちに美味しく頂きましょう。