
正介(まさすけ)さんがシンプルなチマキを作成。
ふかした米粉をカヤの葉に包んで再度蒸す。
甘さもなし、もちろんあんこも入らないのが当地のオリジナルだそうだ。
昔(約3、40年前)は、この時期とも言えばお蚕様の飼育や田んぼで忙しさが増すので
チマキを保存食として野良仕事に常備することもあったという。
蒸し上がったチマキはカヤの良い香りがする。
それを再度焼いて、
好みで味噌やきな粉をまぶしていただく。
近所のNさん(80代)のチマキにまつわる思いでは、一緒に暮らしていたおばあさんのエピソード。
朝起きると頭痛があっても桑畑で仕事があるとき
かちかちのチマキを噛みながら畑に向かうと
頭痛が和らいだ。
あごを動かすので頭痛も和らいだのではないかと話す。
ご当地チマキ療法。
けふは田植え作業の間にチマキをなにも付けずにいただいた。 草むらアロマで、確かに腹持ちはよい。