月別アーカイブ: 2020年12月

【お知らせ】冬季営業について

日頃は右馬允をご利用いただき誠にありがとうございます。

右馬允は冬期も営業しております。およそ3月くらいまでは以下の点にご協力ください。

★宿泊希望の2週間前を目安にご予約をお取りください。

この冬は介護事情によりご予約のお電話に出れない場合があります。比較的つながりやすいのは朝7時から9時、夕方17時から19時となります。また調理スタッフの狩猟日程などの都合で、直前でのご予約に対応できかねる場合がございます。あらかじめご了承ください。

★しっかりと防寒をしておでかけください。

お食事処、客室は暖房を完備しておりますが共有空間は常温となります。日本家屋は気温が外気より下がりますので暖かくしてお出かけください。朝晩はマイナス一桁から二桁が通常の冬の気温です。特に足下が冷えますので、寒さが苦手な方は春までお待ちいただいたほうが無難かもしれません。日本家屋での過ごし方の参考は冬山登山用の装備です。

寒さに対応できれば冬の食材は楽しい、おいしいです。「大鹿村の根菜×山のお肉」をお楽しみいただくメニューとなります。

※写真は右馬允の家に伝わるお正月縁起物「宝来山」。

お米を山に見立て風景を作ります。

炭は岩肌、松竹梅。栗(勝栗)干し柿(はがため)縁起物をしつらえます。

本年も右馬允をご利用いただきまして誠にありがとうございました。

【告知】右馬允 オプションヨガクラス休講と再開日程のお知らせ

日頃は右馬允のヨガクラスをご利用いただき誠にありがとうございます。

【休講期間】2021年1月14日~4月5日まで

今季も講師の研修に伴い、右馬允のヨガクラスはお休みさせていただきます。

新規ご予約は4月6日より受付開始とさせていただきます。
大変ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

いもむしクラブのHPはこちら
http://umanojou.com/imomushiyoga/

【傍話】昔のはなし

今日も現役最長老の紙谷正さん(95)の田んぼで小一時間ほどお手伝い。作業の合間に昔語り。「道外垣の田んぼも昔からの人はもう数えるくらいににしかおらんくなった」「何も残せずこんな年になった」とぼんやりつぶやく。紙谷さんは最長老の農業人だ。こんなに作業ができる方をあたしは知らない。あたしは「風景を残している」と思っている。それは血縁でつながるものでは必ずしもないかもしれないけれど、歴代の農業人は、確実に風景と共にここで生きていく姿勢を残してくれている。

【農事】藁切り

ブオン、ブオン、と音を立ててる藁切り機に一束一束藁を入れていきます。今日は紙谷正さん(95)のところで藁切りのお手伝い。午前中は日が差し暖かく着ていったウインドブレーカーを脱いで作業にあたりましたが午後は一転風が強く機械から飛び出た細切れの藁切れ吹雪に圧倒されました。

【紹介】 12月のもったいない野菜便 季節のおまけシリーズ

いつでも送っていいよ大作戦in大鹿」では、市場に出回らないもったいないオオシカ谷のお野菜をお届けしています。

12月は、白菜、キャベツ、野沢菜等オオシカ谷の旬の鍋物セットと題してお届け中。
また、もったいない野菜と一緒にお届けする「季節のおまけシリーズ」では、自然からの恵みをお裾分けしています。

12月はオオシカ谷の自然から「クリスマスリースセット」をご希望の方にお届けします。
一例としては、センダンの緑、アオツヅラフジの青、ヘクソカズラのゴールドブラウン、野バラの赤、バラ型シダーローズ等をお入れしています。
自然の色彩には力があります。オオシカ谷の自然の色味であなたのクリスマスや年末年始シーズンを演出させていただければ幸いです。

【お知らせ】2021年度価格改定のお知らせ

日頃は右馬允をご利用いただき誠にありがとうございます。2021年度4月からの価格改定のお知らせです。
右馬允は、更なる地元食材の追求と調理の技術向上を目指して2021年4月より宿泊料金を変更させていただきます。巡るオオシカ谷の季節と共に、右馬允のお料理をお楽しみいただければ幸いです。

■ 基本宿泊価格 18,000円(税別)
■ 鮎及び天然キノコ料理 22,000円(税別)

【シリーズ】季節のおまけ 野沢菜の蕪

おおしか里山☆大作戦』が提供する「いつでも送っていいよ大作戦in大鹿」では地元のおじちゃん、おばちゃんたちが育てた元気野菜をお届けしています。
季節のおまけシリーズは、余剰分を少しおすそ分けしています。
今月は、ご希望の方にクリスマスリースセットと野沢菜の蕪をお届けしています。
伊那谷の隠れフレンチ「Se jucher -スジュシール- | 伊那谷の隠れフランス料理店」では、ポタージュとして人気!お近くのレストランでオオシカ谷の大地のかほりをお楽しみください。
東京世田谷の南チロル料理店「三輪亭三輪亭 | 世田谷・豪徳寺のイタリア・チロル地方のチーズ、ワイン、料理にこだわったレストラン」さんにもお届けしています。

【農事】桑と紙谷さん

オオシカ谷の現役農業人最年長(暫定) 紙谷正さん(95)。今日は伸びに伸びた桑の枝切り作業。2017年をもってオオシカ谷の養蚕業は幕を閉じました。最後の担い手だった紙谷さんの桑畑は今は鹿の餌場となっています。
「枝を切って、弱らせんと」
そう言って桑の木を切っていきます。枝といっても結構太めにそだったのは剪定鋏で切るのも一苦労。
桑と桑との間の雑草も彼の背丈ほどになり、衣服にくっつきます。
長年この時期ともなれば、根っこの方向づけをしてあげたりお蚕様のえさとなる桑にひと手間加える時期だったのですが月日もたてば、終活となります。

まだまだ続く冬ごもり準備

今日も陽だまりで千鶴さんは切り漬け仕込み。野沢菜と白菜の切り漬けは、初冬の楽しみです。収穫した野沢菜を井戸で洗い、おひさまを背中に仕込みます。水に恵まれている千鶴さんの工場だから、できる仕込みです。

【風景】野沢菜漬け

千鶴さんちの野沢菜畑がいよいよ充実!冬ごもりの支度「野沢菜漬け」が今年も始まりました。千鶴おかあさんのお漬物をまっているたくさんの人たちに向けて仕込みます。
仕込みを近くでみていると「お漬物」はなんと高価なものでしょう!お醤油、お砂糖、お酢、みそとたくさんの調味料が必要です。