右馬允の玄関の屋根からヒヨドリジョウゴが芽を出し、花芽を付けました。これから実をつけ赤く色づく頃、秋も闌となるのでせう。
月別アーカイブ: 2022年8月
【秋の味覚】庭の栗が落ち始めました
庭の栗の実が落ち始めました。秋のお茶菓子の定番、栗の茶巾絞りの登場も間もなくです。
【農事】晩秋の畑の準備
現役農業人 浜中千鶴さん(86)の畑で肥料蒔きを手伝いました。
ここの畑は、春はタマネギ、夏はトウモロコシそして晩秋から初冬にかけては野沢菜、カブ、大根の畑となります。
ずっしり重たい肥料を手に、来る季節の期待を込めて蒔きます。
【旬の味覚】やまのきのこたち
空梅雨でしたが、ここのところの雨で山のキノコ達がそだっています。アカヤマドリタケやヤマドリタケ、アンズタケ等の夏のキノコの代表格から初秋のきのこもちらほら。写真は一晩で炭のように黒くなって解けてしまうという稀なきのこササクレヒトヨタケ。とても美味しいキノコです。
年ごとに異なりを見せる季節の山のお料理は右馬允でお楽しみください。
【農事】草取り
現役農業人 紙谷正さん(96)は毎日草取りに励みます。
畑ではキュウリやナスが育ちつい最近まで毎日かご一杯に収穫できましたが、今はなりは遠のきました。
日差しが強い日も、日影を巡りながら地道に草取りを続けます。
【農事】トウモロコシの収穫
ムジナとの争奪戦を経て、とりあずメイントウモロコシの収穫を終えました。まだ、トウモロコシはまだ畑にありますが、ムジナやカラスのエサとなるのでしょう。近所の子供たちがいる家族に声をかけて収穫してもらう予定はあるものの、育手の体力がなくなると収穫もできず、放置されるのが時の流れの必然です。
今までは、田舎に行けばいわゆる「日本の原風景」が広がっていたかもしれませんが、これからはそれを残していくことはすごく大変なことなんだろうと想像します。年々畑に立つ現役世代は引退していきます。
千鶴さんがトウモロコシを栽培するのは今年が最後。ムジナたちもさみしがるでしょう。
【農事】ムジナとの争奪開幕
今年も濱洞(はまぼら)集落※のトウモロコシ畑ではムジナとの争奪戦が始まりました。トウモロコシの畑の中央部分のトウモロコシはすでにムジナに倒されているものもあります。今日は、狭い範囲のトウモロコシ畑を網でぐるっと囲いました。
「こんなことをしても無駄だとおもうけーど、やらんよりいいら」
と、千鶴さん。
毎年無駄だとわかりながら、とりあえずできることをやるのです。
※右馬允から坂道を歩いて10分ぐらいのところにある集落を濱洞といいます。