ツワブキの花に止まるガ
「イカリモンガ」
昼行生で翅をたててとまるので、一見、タテハチョウの一種にみえる。
名前の由来となっている碇のかたちを見つけてみてね。
ツワブキの花に止まるガ
「イカリモンガ」
昼行生で翅をたててとまるので、一見、タテハチョウの一種にみえる。
名前の由来となっている碇のかたちを見つけてみてね。
朝晩は暖房を使う頃となりました。
日中は驚くほど気温があがりますが、朝晩は10度を下回ることが多くなって来ました。ご来訪の折には、軽めのダウンなどをご用意いただきますと安心です。
※お部屋やお食事処には暖房を完備しておりますが、寒冷地の寒さに慣れない方で初めてご利用の方には特にややつらい寒さとなるようです。ご不安な方は充実した防寒着をご持参ください。
気温の降下に伴いカメムシが移動しています。
右馬允は築100年の日本家屋のため虫達の越冬に好都合な隙間がいっぱいあります。
そこで彼らは越冬の為に家の中に入ってきます。自然のサイクル上、一般的なイベントです。
大変申し訳ありませんが、カメムシたちとの相部屋は避けられない状態の季節に入りますので予めご了承ください。
毎年、カメムシの大移動シーズンはおおむね秋は10月から11月、春は4月、5月です。年間を通して「虫が極端に苦手な方」のご利用には向きませんが、上記の期間に置きましてはカメムシを部屋で見かける頻度が高まります。予めお含み置きください。
右馬允は「大地は私たちに属しているわけではない、私たちが大地に属している」の理念に賛同しています。
右馬允では駆除用のガムテープの貸し出しはおこなっておりません。
ガムテープのご持参について制限するものではありません。
カメムシ君からの手紙が届いています。
~カメムシ君からの手紙~
こんにちは。ようこそ! 信州 右馬允へ。
あなたがこのお部屋で見かけるぼくたち、
カメムシたちの多くは「クサギカメムシ」という種類です。
現在、ぼくたちは冬を越すために、大移動の最中です。
右馬允のような古い日本家屋は隙間がいたるところにあるので、入りやすいのです。
あなたの滞在中、これでもかってくらい、いろいろな所でぼくたちを見つけてしまうかもしれません。
けれど、こわがらないで。
ぼくらは、ただ移動しているだけなんだ。また春が来たら外にでていくよ。
だから、つかまえようとせず、そっとしておいてくれると嬉しいな。
もし、あなたが力づくでつかまえようとすると、
臭い液を体から出してお部屋が臭くなっちゃうかもしれないよ。
虫が苦手なひとはぼくたちを外につまみ出そうとするけれど、仲間はたくさんいるんだ。
この季節は、ぼくたちを空気と同じような存在として感じてもらえるとうれしいな。
ほら、空気はつかまえて外に出したりしないように、ただそこにあるだけなんだ。
このオオシカ谷にはたくさんのいろいろな生き物たちがいるよ。
みんなそれぞれが、ここで生きていく力を前の世代から受け継いでいるんだ。
そんなチカラを感じていってほしいな。
美しい緑色をした蛾の飛来。
栗の木の幹に静止すれば、忍者のように見分けがつかない。
検索をかけるとアオバハガタヨトウと思われる。
卵で越冬し4月から5月に幼虫期を過ごす。
5月に地中で蛹化、10月11月に羽化するとう。
しみじみと秋を知らせる蛾だ。
夏場にはついぞ見かける事がなかったクスサンの幼虫でしたが、成虫を見かけました。
調理場の網戸にカブトムシがやってきてくれました。嬉しい来訪者です。
小振りながらもつやつやの生まれたてのようです。
昨今は山の中でも昔程見かけなくなってしまいました。
夏の終わりに長靴の中にミヤマクワガタがはいっていることがよくありましたが今では夢のようです。
アケビコノハが庭のヒイラギナンテンを食べているではありませんか?!
うんちの量が多いと思っていたら、ぶりぶりちゃんが3匹もいました。
通常、彼らはアケビやアオツヅラフジを食草にしているはずです。
図鑑を開いてみると稀にヒイラギナンテンに発生する、とありました。
メギ科も許容だったのね。
大好きなアケビコノハの知らなかった一面を目の当たりにした夏でした。
日中はツマグロヒョウモンとクロコノマチョウが飛んでいて南国の風情を感じています。
夜はトモエガを見かけるようになり夏の終わりを感じています。
日中、石垣の草影にはカキバトモエが翅を休めています。
春型や夏型、あるいは個体差により翅の紋の出方がいろいろあるのですが、この個体は比較的色の濃淡あるタイプ。
庭に立派なうんちが落ちています。
見上げるとクリの木の枝がはり出ていますが
それをひねり出している
主は特定できません。
クヌギ食のスズメガか、時期外れのクスサンなのか
興味を引かれるところです。蛹化の時には動きがあると思うので
楽しみに待ちます。
玄関の格子の形状がおかしい、
とおもい2度見。
唐突にアケビコノハ。
日影を好むとはいえ、なんだか大胆なところにいらっしゃるではありませんか!
体色はしっかりと食物の色合いを反映した緑色の固体。
蛹化も間近そうなので草むらに移動して差し上げました。
おもちゃのようにコンクリートに転がっていいるツマグロヒョウモン。
すみれを食べてお腹いっぱいという感じが伝わってきます。
もともとは南方系の蝶ですが、温暖化の影響か分布を広げ、この山間部でも普通種になっています。